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2012年09月05日 スリランカ 展示中のダイヤモンド飲み込んだ男逮捕

【AFP=時事】スリランカのコロンボ(Colombo)で開幕した同国最大の宝飾品の展示会で5日、中国国籍の男(32)が1万4000ドル(約110万円)相当のダイヤモンドを飲み込み、窃盗容疑で地元警察に逮捕されました。

男は展示会会場で店主にダイヤモンドをよく見せて欲しいと頼み、そのままダイヤを飲み込んでしまったという。

現場にいた警察官はAFPの取材に対し、「男はディスプレーから取り出したダイヤモンドの品定めをしているように見えたが、突然飲み込んだ」と述べ、「店主がその行為に気付き、通報した」と続けました。

男は窃盗容疑で逮捕され、現在、コロンボ国立病院(Colombo National Hospital)で下剤を与えられているという。

スリランカにはダイヤモンド鉱山はないが大規模な宝飾品産業があり、そのブルーサファイアが名高い。
<AFP=時事 9月5日(水)18時6分配信より>

宝石を一時的に飲み込んで盗もうとする手口は日本でも考えられます。
麻薬を飲み込んで国内に持ち込んだり、海外に持ち出そうとする手口は、テレビなどでも紹介されることがあります。
消化されなければ、あとから回収可能だと考える犯罪者がいるのでしょう。(汚い話ですが、出てこないというリスクはあります)

お客様か泥棒か、その判断は一瞬ではできません。
お客様に商品を見せてほしいと言われれば、渡して、手にとって見てもらうことは当然あるでしょう。
そこで盗まれるかもしれないと警戒し、注意し続けることは大変です。
お客様が多いほどその対応は大変になります。
人の目による監視には限界があります。
それを補い、助けてくれるのが防犯カメラによる機械の監視です。

人の目による監視、機械の監視、どちらか一方に限定するのではなく、両方行うことで、犯罪者が嫌がる、犯罪を犯しにくい環境となるでしょう。
犯罪者に対しては、そのような環境をいかに作り上げるかがポイントとなります。
犯罪者のターゲットになるか、ならないかはそこが境目です。
事前の防犯対策を講じることによって、そこが変わってきます。

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