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2007年07月13日 ぎゃふんと言わせたかった、同僚のメールを盗み見

同僚の男性医師(40)の携帯電話メールが自分に転送されるように勝手に転送し、盗み見していたとして、警視庁ハイテク犯罪総合センターは不正アクセス禁止法違反の疑いで、東京都江戸川区の総合病院の内科医(37)を逮捕しました。

1年半で2千数百回にわたって同僚のメールを閲覧していました。
「同僚の原動が不満で、メールからぎゃふんと言わせる材料を探そうと思った」と供述していますが、発覚を恐れて公表せず独りで盗み見を楽しんでいたようです。

調べでは、内科医は平成17年12月、同僚の机から携帯電話を勝手に取り出し、受信するメールを自分のフリーメールアドレスに自動転送されるように不正に設定した疑いです。
設定には暗証番号が必要ですが、同僚の生年月日を打ち込んでいました。

医師が自分で設定した覚えがない自動転送設定に気付き、警察に相談した結果、内科医の犯行が分かりました。

自分で設定した覚えがない自動転送設定に気付かなければ、ずっとメールを盗み見されていたかもしれません。

特に、パソコンなどの電子機械に詳しくない人であれば、細かい設定方法など分かりません。
設定してもらった人、友人や業者の人などが悪い気をおこせば、簡単にできてしまい、個人情報が流出する恐れもあります。

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