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2023年11月10日 日本の公共トイレは危険? 盗撮やわいせつから子供を守る

夜の公園の公衆トイレ.jpg

 夏休みはレジャーや買い物などでの外出が増え、子どもが1人で行動する機会も多くなる。心配なのが、親の目が届きにくいトイレでの犯罪だ。盗撮やわいせつ行為などの被害を避けられるようにと、専門家が家庭での対策を呼びかけている。(南佳子)

学生らが点検巡回
 「カメラが隠せそうですね」

 7月下旬、北九州市立大の学生団体「防犯・防災プロジェクトMATE」が、同市内の公園のトイレを巡回していた。小型カメラを感知する検査機「Wc ガード」を使って便器の下などを点検し、盗撮が行われていないかを確認した。

 団体は2010年に発足し、防犯意識の向上を目的に、街の安全マップを作る活動に取り組む。市内のボランティア団体と共同でトイレ巡回を始めたのは2年前からで、同大3年の則直大智さん(21)は「盗撮だけでなく、中に連れ込まれる可能性もある。子どもたちに注意を呼びかけたい」と話した。

 九州・山口・沖縄で県と政令市が管理する都市公園のうち、トイレがあるのは1184公園。自治体の管理部署には「小学生の男の子が盗撮された」「女の子がのぞき見された」などの声が寄せられている。

 公園以外でも、子どもを狙う事件は後を絶たない。熊本市では11年3月、商業施設のトイレに連れ込まれた女児(当時3歳)が大学生だった男に殺害された。宮崎県では19年9月、飲食店の女性トイレで10歳未満の女児の体を触ったとして、強制わいせつ容疑で男が逮捕された。

 立正大の小宮信夫教授(犯罪学)は約100か国の公共トイレの犯罪対策を研究。「日本は危険」と警鐘を鳴らす。

 欧米などでは、トイレを見通しのよい場所に設けたり男女の入り口を離したりして、不審者が侵入しにくくしている。日本では、男女の入り口が並び、人目につきにくい場所にあるなど、侵入が容易な構造が多いという。小宮教授は「性別を問わず、子どもが被害に遭っている。小学校高学年までは親が一緒に入って」と呼びかける。

 ただ、親の付き添いが難しいケースもある。2~10歳の2男2女を育てる福岡市の主婦(36)は、夫が単身赴任中。外出先では息子たちにも女性用を使わせていたが、長男は小学生になってから恥ずかしがるようになり、「男性用に一緒に入るわけにもいかず心配」と漏らす。こうした場合について、小宮教授は「親が入り口から声をかけ、安全を確認して」と助言する。

防犯強化の施設も
 安全インストラクターの武田信彦さん(46)(東京)は、「トイレの選択が重要」と指摘する。

 子どもだけで遊びに行った際などは、公園など無人の場所は避け、役場や学校、医療機関といった人が常駐する施設を使わせる。親は普段から「子どもに使わせて」と施設側に頼んでおき、子どもには使用後にお礼を言うように指導するといい。

 公園のトイレに1人で入る子どもがいたら、周囲の大人が見守るなどして、異変にも気を配る。武田さんは「子どもを狙う人物は他者の視線を嫌う。目配りし合うと、狙われにくい環境にできる」と説明する。


 トイレの防犯を強化する商業施設もある。福岡市の大型商業施設「マークイズ福岡ももち」は、SOSボタンを設置。また、5歳以下向けのキッズトイレのスペースを設け、男女問わず保護者が付き添えるようにした。担当者は「安心して利用できるよう、巡回にも力を入れている」とする。

<8/7(月) 20:40配信 読売新聞オンラインより>

 テレビや動画で外国人が日本の魅力を語るコンテンツをよく見かけます。

 日本食のおいしさ・独自性のある観光地・ゴミ箱がないのに清潔・トイレの機能性・犯罪の少なさ・日本人の親切さなど、なるほどと思うポイントもあれば、日本に住んでいると当たり前に感じてしまい、ピンとこないポイントもあります。

 今なら円安の影響で物価が安いと感じるのもポイントになるかもしれません。


 トイレに関しては、ウォシュレットや暖房便座、自動開閉など機能が優れていることは非常に驚かれます。

 購入して自国に持ち帰りたいというインタービューを何度か見たことがあります。

 一方で、記事にあるように公共トイレの安全面を危惧する声もあります。

 4月に東京の新宿・歌舞伎町の高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」に、性別に関係なく誰でも入れる「ジェンダーレストイレ」が設置されましたが、8月に廃止され、男女別の通常のトイレに変わりました。

 「女性や子どもが安心して使えない」などの声が上がったのが理由のようです。

 

 このように日本でのトイレ問題は、まだまだ課題を抱えています。

 しかし、設置場所の課題を解決することができれば、すでに機能面で優れていることを考えれば、世界屈指の利用しやすさに変わる可能性を秘めています。

 欧米の良い部分を取り入れ、さらに日本独自の習慣や考え方なども考慮した上で、誰もが使いやすく、そして防犯面でも優れたトイレになることを期待しています。

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