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2014年06月18日 東京池袋 商店街で防犯カメラ増設の記念イベント開催

東京・池袋の飲食店が多く立ち並ぶ地域に新たに36台の防犯カメラが設置され、10日午後、記念イベントが開かれました。

新たに街頭に防犯カメラ36台が設置されたのは、JR池袋駅西口の2つの商店街です。
10日午後、警視庁などが主催した記念イベントが開催され、設置に協力した2つの商店街に感謝状が贈呈されました。

JR池袋駅の周辺では、今回の設置分を含めて合わせて175台の防犯カメラが設置されていますが、防犯カメラが設置され始めた2003年と比べ、窃盗や暴行などの刑事事件の件数が半数以下に減少しているということです。

警視庁は「これからも地域と力を合わせ、安全・安心の街作りを進めていきたい」としています。
<TBS系(JNN) 6月11日(水)10時50分配信より>


防犯カメラを増設した商店街で記念イベントが開かれ、警視庁から感謝状が贈呈されました。
地域の安全・安心街作りに貢献したということが評価されたのだと思いますが、このような取り組みが全国的に広がることを期待します。

警察と地域が協力し、犯罪に強い、犯罪に負けない街作りを進めると、犯罪者が活動しにくい環境が全国に増えていきます。
犯罪が発生するということは、もちろん犯罪者が衝動的・突発的に引き起こすことはあるでしょうが、そうでない場合は計画的・環境的に発生することが多いと言えます。
つまり、仮に犯罪を起こしても、自分の犯行として特定されにくい、(警察に)捕まらない可能性が高い、人に見つからない(目撃されない)など、犯罪者に優位な環境です。

逆に犯罪に強い環境、例えば、防犯カメラがいたる所に設置されていると、犯行現場・犯罪者・時間・手口などが映像に記録され、犯罪の証拠になると共に、犯人逮捕にもつながる可能性があります。
犯罪が発生するとまず現場、そして周囲に防犯カメラが設置されていなかったかがポイントになります。

また、住民同士があいさつや声掛けを積極的に行なう、警察と協力した防犯・防災パトロールで地域を巡回する、これらの取り組みによって住民以外の不審者が街にいるだけで怪しいと警戒されます。

犯罪を企てる、今から実行しようとする犯罪者にとって、人から声を掛けられる、怪しまれて観察される、ということはとても不愉快であり、出来れば避けたいことでしょう。
これらの結果、犯罪者にとっては嫌な、避けたい、犯罪を犯しにくい街ということになります。
さらに個人の自宅にも防犯対策を施せば、さらに強力な防犯体制を構築できます。

「あの街はやばい」「あの街は避けよう、別の街にしよう」と犯罪者に思わせることができれば大成功です。
防犯カメラの設置はそのための一環です。

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