防犯ブログ

  • 犯罪手口
2007年09月18日 区役所で金庫内公金盗難、東住吉では3回も!

大阪市の区役所で金庫内の公金が相次いで盗まれた事件で、最近2年間の被害総額が約2000万円に上ることが分かりました。
さらに、東住吉区役所では、3回も現金などが盗まれていたことが判明しました。
また、福島区役所で盗まれた民間団体からの預かり金38万1300円は、区の管理職がポケットマネーで補てんしていたことも分かりました。

東住吉区役所税務課では、
・05年10月 職員が積み立てた現金140万円、切手約75万円相当
・06年3月 釣銭用現金約6万円、切手約24万円相当
が盗まれていました。

市によると、なくなった公金には保険が掛けられていました。
盗難件数は2年間で14件に上っていますが、住吉区役所で盗まれた約438万円については先月、
職員が犯行翌日に逮捕され、公金は無事に戻りました。

保険を掛けていれば、商品や現金が盗まれてもその被害に関しては補償されます。
ただ、保険を掛けているから安心ではありません。
預けていたお金が盗まれた市民はどう思うでしょうか。

なぜ盗まれたのか?従業員の犯行なら、その管理体制はどうなっていたのか?
防犯対策はとられていたのか?監視カメラは設置されていたのか?
建物への入退出の管理は?その履歴確認は?など

その管理体制が疑われます。

市民や顧客から失った信用を取り戻すのは簡単ではありません。
その被害はお金には換えることができません。
それを防ぐための対策・防犯対策が必要になります。

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