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2018年04月13日 京都府警巡査が隣の部屋に侵入6回 設置の防犯カメラも盗む

京都府警の巡査が、寮の隣の部屋から現金約30万円などを盗んだとして書類送検されました。

窃盗などの疑いで書類送検されたのは、京都府警南署の地域課の男性巡査(28)です。
京都府警によりますと、巡査は去年9月から11月、自分が住んでいた京都府警の独身寮で隣の部屋に6回侵入し、貯金箱から現金29万5千円などを盗んだ疑いです。
部屋にカギはかかっていなかったということです。

被害にあった警察官は貯金箱が軽くなっていることを不審に思い室内に防犯カメラを設置しましたが、このカメラも盗まれたことから上司に相談していました。

捜査の結果、巡査が非番の時に被害が出ていたため話を聴いたところ「遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認めたということです。
京都府警は巡査を停職6か月の処分にしましたが、依願退職したということです。
<3/1(木) 19:08配信 MBSニュースより>


同じ警察官だから安心と思っていた寮の住人は多いでしょう。

まさか、隣に住んでいた同僚が自分の部屋に6回も侵入し現金30万円を盗んだだけでなく、設置していた防犯カメラも盗んでいたとは考えもしなかったでしょう。

部屋にはカギが掛かっていなかったとありますが、もともとカギがついていない部屋なのか、通常カギを掛けていない部屋なのかは分かりませんが、いくら社員寮でもそれぞれの部屋にカギは必要です。

普通は人の部屋に無断で入ることはないと考えますが、それでも勝手に入られたらと想像したら気分はよくありません。
窃盗目的でなくても自分がいない間に入られるのは嫌でしょう。
社員寮であっても防犯面やプライバシーの面で改善や見直しが必要です。


また、個人で簡易的な防犯カメラを設置していたようですが、その存在を犯人に気付かれると簡単に持ち去られてしまうのが弱点としてあります。

別の事件で防犯カメラの映像を記録していたレコーダーが泥棒に盗まれるというものがありましたが、防犯カメラやレコーダーの場所が簡単に特定される、簡単に取り外されてしまうのは問題です。
遠隔で録画する方法やそれら自体を守る防犯対策も必要なのかもしれません。

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