防犯ブログ

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2008年05月26日 祝儀袋を悪用した詐欺

中身の入っていない祝儀袋を悪用した詐欺が今年4月以降、埼玉県の酒屋・たばこ店等で相次いでいます。
報道されている記事から一部抜粋しますと、

“50歳前後の男が店員に「たばこを1カートン欲しい。贈り物なので、ご祝儀袋も一緒に包んで」と、「金1万円」と書いた祝儀袋を渡してきた。
 その直後、「タクシーに料金を払いたいが、細かいのがない。袋に1万円あるから、両替して」と言い、千円札10枚を受け取ったまま戻ってこなかった。両店の店員とも「お客さんという認識で、信じ込んでしまった」と話しているという。”
(asahi.com 5月24日記事より一部抜粋)

といった、親切心を逆手に取る悪質な手口のようです。
警察の調べによりますと、これまで被害に遭ったのは8店舗で、どの店舗でも似たような手口のようです。
また、報告される犯人の特徴は様々で、複数犯の可能性もあるという事です。
祝儀袋を見て「お祝い」というイメージがあると、こちらも何だかお手伝いをしたくなるのが人情というものです。
ましてや、両替を依頼され目の前で祝儀袋の中身をあらためる、というのも少し気が引けますよね。
もしもこういった形で両替を求められたら、「祝儀袋の中身を確認させていただきます」と言って袋の中身を確認するよう気をつけましょう。

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