防犯ブログ

  • 侵入手口(マンション)
2006年11月28日 高層マンション28階 待ち伏せ強盗

「待ち伏せ強盗」という言葉は、あまりまだ聞き慣れていないかもしれませんが、マンションなどで発生しており、注意が必要です。

24日午後11時ごろ、東京都板橋区板橋の30階建てマンションの28階で、飲食店経営の男性(26)宅に3人組の男が押し入りました。
男らは呼び鈴を鳴らし、ドアを開けた妻の手足を縛り、6時間そのマンションで夫が帰ってくるのを待ち伏せ。約6時間後に帰宅した男性を脅し、金庫の現金約700万円を奪い逃走しました。警視庁板橋署は強盗傷害容疑で行方を追っています。

女性の一人住まいを狙った犯行としてもこの待ち伏せ強盗は発生しています。
忍び込んでおいて女性が帰宅したら監禁し、キャッシュカード・クレジットカードを奪い、パスワードを聞き出す手口です。一人が深夜でも現金が降ろせるコンビニに向い、残った犯人がパスワードを脅して聞くという恐ろしい手口です。
嘘を教えてもすぐに連絡を取って聞き直すらしいです。
同時に暴行を受け、インターネットで写真を公開すると脅されたら、警察にも通報できないという事件です。

現実にこういった悲惨な事件が発生しています。
見知らぬ訪問者に対しては、テレビドアホンなどで必ず誰かを確認するとともに、簡単に扉を開けないことが大切です。
チェーンは必ず付けたままにしておくことも最低限必要です。

それでもこうした強盗に出くわしたときのために、携帯アラームや非常用押しボタンによる異常通報システムなどを玄関に置いておくなども必要です。

女性の一人暮らしの場合、一人暮らしだと思わさないこんな工夫も有効です。
・郵便物などの廃棄をきちんと行い個人情報が漏洩しないようにする
・カーテンの柄を女の人好みのピンクの花柄などにしない。
・洗濯物は見えないように干すか、男性のものも一緒に干す。
・表札は氏名のみとする。
・留守番電話を女性の声にしない。
・家に戻ったときに部屋に誰かいるかのように「ただいま」と声をかける。
・コンビニなどで買い物した後つけられていないか注意する。
・居室に入る前につけられていないか注意する。

防犯登録マンションなど防犯対策をしているマンションを選ぶのも重要ですが、そういう設備がついているからという油断は大敵です。
常に自分の安全は自分で守ることを考えて行動することが大切です。

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