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2011年02月14日 栃木 毒物窃盗事件 金取り出し目的か?

栃木県日光市の古河電気工業日光事業所で今年1月、毒物の青酸カリを含むシアン化金カリウムの瓶11本(計1100グラム)が盗まれた事件で、別の窃盗容疑で逮捕した女が「県内の山中に空き瓶を捨てた」という趣旨の供述をしていたことが11日、捜査関係者への取材で分かりました。
県警は供述に基づき県内の山中を捜索し、空き瓶1本を発見。
製造番号などから盗まれた瓶であることを確認した。

シアン化金カリウムは粉末状でメッキ加工などに使用され、金が約280万円相当含まれています。
電気分解をすれば金を取り出せるため、県警は金目的で盗んだ可能性もあるとみて、残る10本の行方を捜しています。
盗まれたのは、事業所で保管されていたシアン化金カリウム100グラム入りの瓶33本のうちの11本で、事業所内の倉庫に施錠して保管されていましたが、1月5日朝に職員がなくなっていることに気が付いたようです。
<産経新聞2月12日(土)7時56分配信より>

劇物や劇薬を扱い店舗などはその管理方法が重大です。
仮に盗まれたり、紛失した場合は、管理責任を問われることも考えられます。
責任に問われることはなくても信用は確実に失うでしょう。

対策としては、防犯カメラによる24時間映像の監視が効果的ではないでしょうか。
ごみなどの不法投棄防止、悪用されかねない劇薬盗難防止の目的、または、職員の管理目的などの幅広い用途で使用できます。
さらに防犯カメラと建物・室内への入退出の履歴が残るようなシステムを併用すれば効果がアップします。

もちろんこのような対策をしていても被害に遭う可能性はゼロではありません。
しかし、その確率は大きく減るでしょうし、事後このような対策をしていたと答えることができます。
何も対策をしていなかった、申し訳ありませんでした、という言葉だけでは失った信用を取り戻すことはできません。
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