防犯ブログ

  • 侵入手口(店舗)
2011年03月01日 大阪 貴金属店荒らし 複数の目撃者あり

26日午前4時40分ごろ、大阪市住之江区粉浜の貴金属店「カウカウ住吉店」で、出入り口のシャッターがこじ開けられたうえ、ドアガラスが割られ、時計やバッグなど50~100点(450万~500万円相当)が持ち去られました。
住之江署は窃盗事件として捜査しています。

住之江署によると、店の前に黒い車が止まり、男1人が見張りをし、2、3人が店内にいるのを通行人が目撃、近くの交番に通報しました。
22日未明にも大阪市内の貴金属店など4店で、複数の男らによりブランド品などが盗まれる被害が相次いでおり、同署などは関連を調べています。
<産経新聞2月26日(土)15時25分配信より>

貴金属店、ブランド品を扱うリサイクルショップなどで盗難被害が発生すると、その被害額は数百万円から時には1千万円を超えるような事件もあります。
その店で取り扱っている商品、保管している現金などによって異なるでしょうが、貴金属店などで数十万円という被害で納まることは少ないのではないでしょうか。

シャッターや扉の施錠、金庫への保管等だけでは充分な防犯対策をしているとは言えないでしょう。
まず車を盗み、その盗難車で店に突進し、扉や壁を破壊し侵入するような荒々しい手口も発生しています。
犯行がうまくいけば、数百万円から数千万円相当の金品を手に入れることを知っている訳です。
リスクがあるのは承知の上での犯行と言えます。

敵側(犯罪者)がこれだけの覚悟で挑んでくる訳ですから、被害者となりうる我々も相応の覚悟が必要です。
その覚悟を示すのが事前の防犯対策の実施でしょう。
侵入警戒センサーなどの防犯システムや防犯カメラの設置が主な対策の一つですが、貴金属店等になると、それだけでは不十分というケースがあります。

車で突進してくることは防犯システムや防犯カメラでは防ぐことができませんから、それ+αの対策が必要となります。
その代表がフォグガードシステムによる霧を噴射してそれ以上の犯行を防ぐ対策です。
視界を遮り、盗難行為自体を存続できないようにする方法です。
宝石・貴金属店の防犯対策

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