防犯ブログ

  • ひったくり
2009年05月12日 「ひったくり」昨年の1.5倍に急増。不況の影響か?東京都

今年に入って東京都内で発生したひったくり被害が、前年同期の約1・5倍に急増していることが警視庁のまとめでわかりました。

●都内のひったくり被害は1999年の6916件をピークに減少傾向で、昨年は初めて2000件を割り込んだ。
ところが、リーマン・ブラザーズが破綻(はたん)し、その影響が日本経済に及び始めた昨年10月頃から増え始め、今年1〜4月だけで930件となり、前年同期比で309件増えた。

●昨年下半期に検挙したひったくり犯99人を調査したところ、9割以上が「初めてひったくりをやった」と回答。
ひったくり犯は従来、少年が大部分を占めるが、今回の調査では成人が6割を占め、少年の割合を上回ったという

ひったくりは、侵入盗のように特殊な道具や技術が必要なく、相手とも直接対面せずにバイクで逃走しやすいことなどから、「手軽な犯罪」の典型とされる。
同庁のある幹部は、急増の背景について「不況で職が減る中、簡単に現金が手に入るひったくりをする大人が増えているのでは」と分析する。
( 5月10日3時32分配信 読売新聞より引用)

「ひったくり」や「万引き」は、「強盗」などよりちょっと軽いイメージがあります。
それは、読売新聞にも記載されていますが、
●侵入盗に比べ、道具や技術が必要でなく、誰でもすぐに行うことができる。
●少年犯罪で「軽い遊び感覚」で犯行に手を染めるケースが多い。

ところが、大人が生活費を稼ぐために実施している。
まさに、昨年の10月以降増えている「生活苦のための犯罪」という意味合いが高いのだと思います。
しかし、このひったくりや万引きを軽く見てはなりません。
そうした犯罪が多発するということは、「犯罪そのものを起こしてもかまわない」という気持ちを持った人間が増えていることを意味します。
「誰も見ていなくても、そんな悪いことをすると罰が当たる」お天道様が見ている、神様・仏様が見ているといった気持ちは日本人からどんどんなくなっていると感じます。
誰にも知られないと放置された物や拾得物も自分のものにする。
釣銭を誤魔化す。
そういう道徳心の欠如も、犯罪が増えている原因の一つです。

犯罪者が犯罪を起こしにくい環境を作らないと、犯罪者がどんどん生まれる。
「防犯」は予防こそが大切です

防犯意識を持ち、防犯知識を持ち、防犯対策を講じることで、犯罪者が犯罪をしにくい環境を作ることこそ、防犯を考える上で最も大切なことなのです。
ひったくりの防犯対策

加盟企業専用ページはこちら