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2016年01月08日 ラスベガス 泥棒に入られたタコス店 犯人の映像使いCM流す

CMを公開したのはラスベガスにある「Frijoles & Frescas Grilled Tacos」というタコス店。
窃盗犯は12月16日の夜中、店へ侵入します。
最初に犯人の1人が入り口のガラスを割ろうとボールを投げつけますが、まったく割れず。
犯人たちは、仕方なく他の入り口から入り込みました。

店内で金目の物を探し回る犯人たち。
動画では、「狂ったようにタコスを探しまわっている」とネタ字幕をつけて紹介。
店外に新たに仲間の車が登場すると、「ママが迎えに来たよ」「お母さんも狂ったようにタコスを探している」などと皮肉をこめて紹介しています。

犯人はまだ捕まっていないようで、動画には警察への情報提供を求めるメッセージも。

動画の最後は「なぜ彼らはそこまでタコスを欲しがっていたのか、お店に来て確かめて」と粋なジョークで締めくくっています。

窃盗に入られてもその映像をCMに使う逆転の発想。
ピンチをチャンスに変えるとは、まさにこのことなのかも。
<ねとらぼ 12月24日(木)20時44分配信より>

日本では以前、万引き犯の映像を公開しようとした店が話題となり、批判を浴びたからか結局中止したニュースがあったと思います。

アメリカでは皮肉たっぷりのコミカルなCMとして話題になっているようですが、日本とは事情が違うようです。

個人的にはとても良いアイディアのように思います。
犯人として晒されるリスクはとても大きく、これが犯罪の抑止力になれば言うことはありません。

ただ、もし犯人ではない人を誤って晒してしまった場合、訴えるられるなどのリスクもありますから、よほど確信できる場合に限るべきかもしれません。

警察に捕まる、刑務所に入れられるというのが抑止力として弱くなるのであれば別の抑止力を模索するのも一つの手です。

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