防犯ブログ

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2009年04月01日 車上狙いで、個人情報入りUSBメモリー盗まれる

車上狙いの被害に遭ったのに、犯罪加害者扱いとなった事例をご紹介します。

30日、公立中学校の男性教諭(28)が、生徒の個人情報を保存していたUSBメモリー1個を盗まれた。
男性教諭は5日夜から6日朝にかけて、自宅に停めていた車の中からUSBメモリーが入ったかばんを盗まれた。メモリーには、現在の勤務校や前任校の生徒72人分の連絡網、39人分の通知票の所見、259人分の成績などが入力されていた。データ保護のパスワードは設定されていなかった。

 かばんに入っていた免許証などは7日に埼玉県内で見つかったが、メモリーは発見されていない。
これまでのところ情報流出による被害は確認されていない。 男性教諭の勤務校では、個人情報を持ち出す場合、校長に許可を得なければならないが、許可を得ていなかった。
県教委は同日付で男性教諭を戒告の懲戒処分にした。
県教委は「前任校のデータの取り扱いなどを含め管理を見直し、再発防止に努めたい」としている。
(3月30日 産経新聞より引用)

自宅に泊めていた自動車が車上狙いに遭って、多分窓ガラスが割られるなどして中からかばんなどが盗まれた。
これだけなら「被害者」であったのですが、かばんの中に荒神情報の入ったUSBメモリーが入っていたため、教育委員会に報告、戒告の懲戒処分を受けるはめになってしまいました。
免許証がもどってきてそのことだけは良かったのですが、免許証などは悪用される可能性もあるため、かばんの中などに入れたまま自動車の中に置きっぱなしにしないことが大事です。

こうした被害に遭わないためには
● 自動車の中にかばんやノートパソコンなどを放置しない。
● 個人情報を持ち出さない。
● 自動車は防犯対策の十分されている駐車場にとめる。自宅の場合でもシャッター付車庫で、シャッター開閉検知センサーや人感ライト、防犯カメラなどの設置する。
● 車の中に自動車盗難防止器を設置しておく。
といったことが大事です。

車上狙い対策
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