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2006年05月16日 防犯カメラの抑止力

現金自動預払機(ATM)に直前の客が忘れた現金90万円を盗んだとして、窃盗容疑で兵庫県の加西市議が逮捕されました。
「盗んでいない」と否認しているようですが、防犯カメラに映った不審な男性について捜査を進めていて今回の逮捕につながったようです。

同様に、先週末、小学校の教諭が直前の客が取り忘れた現金8万円を盗んだ容疑で逮捕され、こちらも防犯カメラに姿が映っていたようです。

小学校教諭は「小遣いにしようと盗んでしまった」と容疑を認めているようです。
人が取り忘れた8万円の現金を、出来心で盗んでしまった為に、警察に逮捕され、新聞等で実名で報道されているのは、こちらは罪を認めているのにちょっと気の毒に思えます。

今やどこの銀行やATMでも防犯カメラが設置されています。
詐欺や不正な引き出しがあれば、すぐにテレビや新聞で不審な人物の映像が公開されます。

普通であればカメラが設置されているだけで、「見られている」「記録されている」「あとでばれてしまう」など、犯罪を犯さないように自然にブレーキがかかります。
(逮捕された二人は、現金を見て平常心を一瞬失ってしまったのでしょうか?)

例えば、ゴミ捨て場に決められた時間帯以外にゴミを捨てるなどの行為を、うっかりやってしまうことがあります。
(本当はうっかりではないと思いますが)

もし、そこに防犯カメラが設置されていれば、それでも平気でゴミを捨てるでしょうか?
きっと、「あとでばれてしまう」という意識が働き、大半の人はやめておこうと思うはずです。

防犯カメラが犯罪の「抑止力」として働いているということです。


防犯カメラシステムは、侵入盗や放火犯の抑止力としてだけでなく、ゴミの不法投棄や出入管理システムなど、様々な用途で活用できます。

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