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2017年09月21日 エアコンの室外機盗難多発 室外機が動いていないと無人?

エアコンの室外機ばかりを狙って盗みを繰り返したとして、男が逮捕・起訴されました。
155台の被害が確認されています。

無職の男(37)は、今年2月、堺市東区の集合住宅に設置されていたエアコンの室外機2台を盗んだ疑いで5月に逮捕され、起訴されました。
警察は、男が堺市周辺で同様の窃盗を88件繰り返し、室外機155台(総額950万円相当)を盗んだことを裏付けて捜査を終えました。
男は作業員を装って集合住宅に設置された室外機を車で持ち去り、1台3000円ほどで転売していたとみられます。
警察に対し、男は、「以前、クーラーを設置する仕事をしていて知識があった。生活に困っていた」と話しています。
<8/25(金) 13:35配信 朝日放送より>

先日、テレビショッピングでエアコンが紹介されていました。
全国的に設置工事の依頼が増えており、なかなか希望通りの設置が難しい状況ということです。

その中でエアコンの室外機盗難事件の記事を見て気付いたのですが、今の季節で室外機が稼動しているということは、建物内に人が居るということを示しています。

ペットが居るからという理由でエアコンをつけっぱなしにする場合はあるでしょうが、基本的に昼間、室外機が止まっているということは中に人が居ないことがほとんどでしょう。
エアコンをつけずに扇風機等で暑さを凌ぐ場合は、窓を全開にしているでしょうから、窓が閉まっていて、室外機が止まっていると中は無人ということになり、それが外からでも分かってしまいます。

泥棒対策のためにエアコンをつけっぱなしにするのは電気代が無駄ですからあまりお勧めできません。
ただ、何もしないと無人であることが容易に分かってしまう季節であることは間違いありません。
番犬を飼うというのも一つの対策ですが、今の季節だと番犬も暑くてぐったりしていそうです。

エアコンの室外機本体の盗難も気になりますが、無人であることの証明にもなりますから何らかの対策を講じた方が良いでしょう。

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