防犯ブログ

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2011年04月18日 和歌山 車上荒らし多発 カーナビ狙われる

和歌山市などで、駐車中の車内からカーナビが盗まれる被害が多発しています。
和歌山西署管内の発生件数は、昨年1年間の15件に対し、今年は今月4日までに既に12件に達し、毎月発生しています。
車内のかばんや携帯電話などが盗まれる被害も増えており、同署はドライバーや駐車場の管理者に注意を呼びかけています。

同署によると、被害は月決めやマンションの駐車場で多発。
今年発生した12件のうち11件が窓ガラスを割って解錠されており、金曜日から日曜日にかけて週末の夜間に被害が多いという。
2月4~5日、3月30~31日にはそれぞれ4件のカーナビ盗が連続発生。
3月19~20日には、1カ所の駐車場で4台の車からかばんなどが盗まれています。

同署は夜間巡回を強化し、車の利用者には「車内にかばんを置いたままにしないで」と呼びかけています。
また、駐車場管理者には、防犯灯や注意喚起の看板設置などの協力を呼びかけています。
<毎日新聞4月13日(水)13時45分配信より>

またまた和歌山での窃盗事件多発というニュースです。
和歌山市内で車上荒らしが多発しているようです。
金曜日から日曜日にかけて週末の夜間の被害が多く、今後も注意が必要です。
月極めやマンションの駐車場での被害が多いようです。

カーナビの他、社内のかばんや携帯電話なども盗まれているようですが、週末の駐車場で車内にかばんや携帯電話を置いたままにしている人が意外に多いということでしょうか?
カーナビの窃盗被害は分かるのですが、普通は常に携帯している携帯電話が盗まれるということに驚きます。

自動車関係の防犯対策は非常に難しい場合があります。
自動車を保管している場所を24時間、人の目と防犯カメラによる監視をし続ければ、被害に遭う可能性はかなり低くなると思いますが、それは現実的な対策とは言えません。
自動車という非常に高価な財産をほとんどが屋外に置いているわけですから、ある見方をすれば非常に無防備と言えます。

そのまま自動車ごと盗まれるような大掛かりな手口もある訳ですから、100%効果のある防犯対策は難しいでしょう。
ただ、何もしないというのは危険な状況を放置するということになる訳ですから、自分でできる可能な防犯対策を行うべきです。
車両保険に加入する、駐車場に防犯カメラを設置する、ハンドルロックのような防犯装置をつけるなど、対策は様々です。
費用対効果を考えて検討してみて下さい。
駐車場の防犯対策

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