防犯ブログ

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2007年10月04日 ストーカー、盗難防止用GPSを女性の車にこっそり設置

 長野県内でストーカー行為をしたとして逮捕、起訴された男が、全地球測位システム(GPS)を使った位置情報提供サービスを悪用して女性の行動を監視し、つきまとっていたことが、安曇野署の調べでわかりました。

 専用装置を女性の車に取り付け、数千回にわたって位置を確認しながら、女性が立ち寄る食料品店などに繰り返し出没していたといいます。

 男は、ストーカー規制法違反の罪で起訴された同県松本市里山辺、派遣社員吉原孝夫被告(32)。起訴状などによると、吉原被告は今年2月、顔見知りで県内在住の無職女性(23)に対してつきまとい行為をしたとして、同法に基づく警告を受けたのに、5月8日午後、安曇野市内に出かけた女性を待ち伏せるなどした。

ふだん行かない場所に吉原被告が現れたのを不審に思った女性が、同署に相談。同署が調べたところ、後部バンパーの裏に粘着テープで張り付けられている大手警備会社提供の自動車盗難防止用の装置(縦約8センチ、横約4センチ、厚さ約2センチ)が見つかりました。
その後の捜査で、吉原被告が4月下旬から、同社に加入料5250円と利用料945円(月額)を支払ってサービスを受けていたことが判明しました。

 契約した会社は身元確認などを行っていたが、「ストーカーで警告を受けた人物とは分からなかった」としている。同様のサービスは複数の会社が手がけており、盗難防止や子どもの安全対策用として全国で36万個以上が利用されている。

 「車にGPSを付けてターゲットを付け回す。」
防犯対策として子供には安全な装置ですが、防犯以外での使用だと犯罪に直結するという恐怖・・・。
個人的にもストーカーの被害経験をしているだけに、想像しただけでも寒気がします。
ますます防犯に対する自己防衛が必要ではないでしょうか。

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