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2011年12月21日 葬儀中の自宅狙った窃盗事件

亡くなった作曲家の三木稔さんの告別式が行われた今月12日、三木さんの東京都内の自宅が空き巣被害にあい、現金などおよそ130万円相当が盗まれていたことが警視庁への取材で分かりました。

映画「愛のコリーダ」の音楽や日本史をテーマにしたオペラで知られた作曲家の三木稔さんは、今月8日、敗血症のため、81歳で亡くなりました。

警視庁によりますと、三木さんの告別式が行われていた今月12日、東京・狛江市の三木さんの自宅に空き巣が入り、自宅から現金およそ90万円やネックレスなど、総額およそ130万円相当が盗まれたということです。

「1階の窓ガラスを割られて、主人のいつも持ち歩いていた財布入りのカバンは、カバンごと持っていかれた」(故・三木 稔 さんの妻)

警視庁は、葬儀中を狙った窃盗事件として捜査を進めています。
<TBS系(JNN)12月15日(木)12時57分配信>

著名人ほど、訃報があった時は新聞等で報道されます。
その際、お通夜・告別式・お別れ会などの日時も掲載されます。
当然、その時間帯は自宅が無人になることが泥棒から見れば予想されるでしょう。
その時を狙って犯行を行うという手口があります。

式場で直接、香典泥棒などを企てる者もいますし、人が亡くなった時は、泥棒にとっては狙い目の一つなのでしょう。
家族にしてみれば、突然の訃報で、悲しみ、動揺していることがほどんどです。
泥棒がその場に居たとしても、それに対する警戒感などは薄れてしまうのは仕方がないでしょう。

泥棒にしてみればそれこそが絶好のチャンスなのです。

タイミングに限らず、弱っているところを狙うのが犯罪者は得意です。
弱点を巧みに突いて犯行を成功させようと企んでいます。
そのような弱みを少しでも減らすようにするのが事前の防犯対策です。
犯罪者に付け入る隙を少なくするのが効果的です。

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