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2022年04月28日 無人販売店と防犯カメラ

このところ広島県内で急速に店舗を増やしている餃子の無人販売所。3つ巴の熱い戦いを繰り広げているその実状に迫った。

人件費0円で赤字0...急増する無人販売所
自社で製造した、こだわりの餃子を販売する大正餃子本店。この店のユニークなサービスが...


餃子専門店が、2年前に新たな業態の店をオープン。その1号店が広島市の横川にあった。
店の中に入ってみると、こじんまりとした店内には冷凍庫が置かれ、中には餃子がぎっしり。24時間営業のぎょうざの無人販売所だ。

大正餃子センター・村上元也社長:
新型コロナの影響で、少人数でできる営業は何かと考えた時、無人(販売店)なら、少人数でもできるなと思った。(ぎょうざを)作るところもありますし、そういう流れで無人餃子店が始まった

冷凍のショーケースに入った餃子は1パック、税込1,000円。お代は店内の料金箱に入れるシステム。監視カメラも付いていて、盗難による被害はほとんどないという。無人販売店は現在11店舗にまで拡大した。

大正餃子センター・村上元也社長:
(売上げが)いい店、悪い店あるが、コツコツ頑張ってやってますんで。赤字のお店は一つもありません。人件費が0ですから、家賃が高くなければ赤字にはなりにくいとは思います

11店舗目となる小町店では新たなチャレンジも始めた。餃子の冷凍庫の隣で販売されているのは、冷凍した馬肉。広島市内の馬肉販売店とコラボして出店した。

大正餃子センター・村上元也社長:
大きさの都合のいい物件がなくて、使わないスペースがどうしても出てしまう。使わないスペースを他社さんと共有して、コラボでやってみようっていう形で

大正餃子センター・村上元也社長:
6月に食パン屋さんとのコラボが決まってまして、そこは馬肉屋さんと食パン屋さんと3社でやります。今後はやっぱりコラボがメインの出店になってるんじゃないのかなと思います
<4/27(水) 18:31配信 FNNプライムオンラインより一部抜粋>


これまでの無人販売店と言えば、個人の農家の方が無人販売所で野菜を売っているイメージが強かったのですが、最近では餃子店も増えてきました。

防犯カメラも付いているからか、盗難による被害はほとんどなく、無人販売店は現在11店舗にまで拡大しているようです。


記事にもありますが、無人販売店のメリットは人件費が掛からないということです。

逆にデメリットとしては、料金箱のような現金徴収システムの導入、防犯カメラの設置などの設備投資が必要になります。

設備投資に関しては、保守費用など定期的に掛かるものはありますが、大きな支出は導入時のみとなります。(新しく入れ替える費用も考える必要がありますが)

人件費は逆に大きな支出はなく(波がない)、定期的に掛かります。問題は営業を続ける限り永遠に払い続ける点でしょうか。


人件費を掛けずに設備を導入して運営するか、設備は導入せず有人で運営するか、どちらを選択するかは経営者の判断が大きいでしょう。

これからの時代を考えると、設備投資して無人店舗に切り替える方がメリットは大きいような気がしますが、料金箱や防犯カメラの破損や盗難も心配な面ではあります。


また、防犯カメラが設置されていることで、お客さんが商品や代金を盗まずに店舗の運営がうまくいくケースと、犯罪者によっては防犯カメラを無視しして犯行を強行するケースがあります。
そういうケースは仕方がないと判断して無人店舗を行うのか、費用と支出を長期的に考えて判断する必要があります。

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