防犯ブログ

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2011年07月12日 兵庫 廃線路80メートル盗難

兵庫県三木市の旧三木鉄道(廃線)の鋼鉄製のレール約80メートル(約7・8トン)と、コンクリート製の枕木約110本が盗まれていたことが23日、分かりました。
被害額は約26万円相当にのぼるといい、三木署は重機などを使った複数犯の可能性が高いとみて、窃盗事件として捜査しています。

同署によると、21日午後2時ごろ、レールや枕木がなくなっているのを市職員が発見しました。
<産経新聞6月23日(木)15時19分配信より>

線路80メートル分を盗みだすというのは大変大掛かりな犯行です。
おそらく複数犯による犯行でしょうし、盗み出した後、売りさばくまで一時的に保管しておく場所(倉庫等)も必要になります。
廃線ということですから、使用しておらず、特に用途もなく、盗まれたとしても特に損害は無かったという可能性もあります。
しかし、これが廃線でなかったら、と考えると恐ろしい話です。

走っている電車の先に線路が無くなっている、としたら大事故になります。
単なる金額的な損失だけでは済まない危険性も秘めています。
このような大惨事を未然に防ぐためにも防犯対策が必要です。
線路80メートル分を全て監視するのは大変ですが、線路内への侵入者を防ぐ柵の設置や何メートルかおきに防犯カメラを設置するなどの対策を行うべきです。

誰もが簡単に自由に線路内に入ることができるのは危険です。
置き石など盗難以外の犯罪が行われる可能性も考えられます。
そのような被害も想定しなければなりません。
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