防犯ブログ

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2010年05月21日 千葉 市道の側溝のふた盗難多発!

千葉市緑区高田町で、市道側溝のふた2枚や、側溝の水が流れ込む集水ますのふた13枚(いずれも鉄製)などが盗まれていたことが19日分かりました。
市緑土木事務所によると被害額は26万円余りで、市から被害届を受けた千葉南署が窃盗事件として捜査を始めました。

同事務所によると19日午前6時ごろ、近くの住民が盗難に気付いて警察に通報し、判明しました。
15日にも同じ場所で側溝のふた21枚など約25万2000円相当が盗まれ、同署は同一犯の可能性もあるとみています。
市は今後、側溝のふたに盗難防止用金具をつけ、パトロールを強化するということです。
<5月20日11時49分配信 毎日新聞より>

千葉で市道の側溝のふたが盗まれる事件が頻発しているようです。
1・2年前、全国各地で金属盗難が多発した時期がありましたが、最近はニュースでも取り上げられることはありません。
しかし、犯罪が無くなったわけではありません。
件数は減ったでしょうが、まだまだ油断は禁物です。

犯罪手口は、ある地域で爆発的に増加し、それが下火になると別の地域に移ってまた増えるという傾向があります。
もう10年ぐらい前でしょうか、都市部でピッキング手口による侵入窃盗事件が多発したことがありました。
それに対抗する防犯対策がある程度浸透した後、地方に移るかのようにして地方で事件が多発したことがありました。

また、忘れたころにその手口による犯行が発生することがあります。
今回事件が発生した金属窃盗もそうでしょう。
ニュースなどで報道されなくなると、その手口による犯行が減った、なくなったと思いがちです。
もうその対策はしなくて大丈夫か、と勝手に思ってしまいます。
これは非常に危険なことです。

今、ピッキングやサムターン回しによる手口で侵入しようとしたら、思いもかけず成功するというところが多いかもしれません。
犯罪者にこのような弱みを見せるとすぐにつけこまれてしまいます。
過去の侵入手口に対しても注意が必要です。
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