防犯ブログ

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2014年01月20日 貴金属買取業装い窃盗

高齢女性が貴金属買取業者を装った男に貴金属を盗まれる事件を捜査している焼津、島田、牧之原各署と県警捜査3課の合同捜査班は18日、窃盗の疑いで埼玉県朝霞市北原、自称貴金属買取業の男(24)を逮捕しました。
志太・榛原地域では昨年10月下旬以降、同様の事件が少なくとも9件発生しています。
捜査班は容疑者の関与について慎重に調べを進めます。

逮捕容疑は昨年12月2日、焼津市内の女性(80)宅を訪れて貴金属の買い取りを求め、差し出されたネックレスと指輪の計6点(5万4千円相当)を盗んだ疑い。
捜査班によると、「金は支払った」などと容疑を否認しているという。

捜査班によると、容疑者は貴金属を6万円で買い取る交渉を行った後、「他の貴金属も見せてほしい」と要求。
被害女性がその場を離れた隙に金を支払わずに貴金属を持ち去りました。

逮捕状を取って行方を追っていた捜査班が18日、焼津市内のホテルで容疑者を発見しました。
「仕事で来た」と話しているという。

捜査班によると、同様の被害は焼津、島田市で各4件、牧之原市で1件ありました。
ほとんどが70歳以上の高齢女性でした。
<@S[アットエス] by 静岡新聞 1月19日(日)8時4分配信 より>

一般住宅であっても、ホームセキュリティだけでなく、防犯カメラ設置の重要性を感じました。

ホームセキュリティは、泥棒などの侵入者には有効ですが、訪問販売を装う泥棒や詐欺師には効果を発揮しない場合があります。
建物が無人状態で、建物や敷地をセキュリティで警戒している場合は侵入者に対して効果を発揮しますが、逆に人が居る状態だとセキュリティを解除している場合があります。(部分警戒という用途もありますが)

これが防犯カメラだと、侵入者に対して何らかのアクションを起こすのではなく、24時間その場の映像を記録していますから、セキュリティの警戒・解除を行う必要があります。
警戒忘れ、解除忘れというトラブルもありません。

侵入者に対しての抑止効果もありますし、訪問販売者に対する映像を記録しているという見えないプレッシャーを掛けることにもつながります。
被害者が高齢者の場合は、顔を見られても大丈夫と考える訪問販売者も、防犯カメラに記録されることは嫌がるはずです。

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