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2006年04月28日 ソウルのドジ泥棒。マンション屋上から宙づり、力尽きSOS

建物屋上から宙づり、力尽き救出された窃盗未遂犯

こんな見出しで朝鮮日報に報じられていた韓国版ドジ泥棒をご紹介しましよう。

25日のあさ7時15分。23階建てのマンションソウル西大門区峴底洞のKマンション。
朝の巡回に朝の巡回に当たっていた警備員のヤン某さん(60)は、頭上から聞こえてきた助けを求める声に驚かされた。

上を見上げると、中年男性が23階建てマンションの22階付近でロープにぶら下がったまま「ワアー、ワアー」と大声で叫びながら助けを呼んでいる。

 「大変だ」
すぐに119番に電話をかけ、出動した消防隊員が屋上に上がってロープを引き上げた。
おかげで中年男性は20分余りで救助された。

しかしなぜ早朝にマンションの上でロープにぶら下がっていたのだろう?
消防隊員と警察が、怪しい人物を調べたところ、近所で野宿しながら日雇い労働などで生計を立てていた男(59)が盗みを働こうとしていたことが分かった。

警察によると男は酒を飲み「風に当たろう」とマンションの屋上に上がってそこで眠り込み、この日の午前7時ごろにロープとドライバーを使って犯行を試みた。
男は警察の調べに「屋上で偶然ロープとドライバーを見つけた」と主張しているが、警察は事前に犯行道具を準備して屋上に上がった可能性も排除していない。

男は犯行当時、ロープの端を屋上のパイプに結わえて固定し、ロープの反対側を両足のふくらはぎに巻き付けて両手でロープをつかんで少しずつ下に降りた。22階付近でドライバーを使って窓を開けようしたが失敗し、足に力が入らなくなったため、助けを求めたものと警察は明らかにした。

警察の調査の結果、前科6犯であるユン容疑者は、窃盗未遂での逮捕がこれで4回目だという。
(朝鮮日報 4月28日記事より抜粋)

どうですか?朝鮮日報には、宙ぶらりんになっている男が救出されていく様子が写真3枚で紹介されていました。ご興味のある方はご覧ください。

韓国でも、マンションの屋上からロープで下りて窓を割って侵入するという手口での窃盗があるんですね。
日本でもマンションの上階に、同様の方法や、下からといをよじ登ったり、隣りの建物との間を渡ったりなどいろいろな方法でよじ登り、空き巣や忍び込みを行った被害が発生しています。
侵入手口(マンション)にご紹介していますので、御確認ください。

ゴールデンウィーク。お出かけをされる方も多いと思います。
せっかくの楽しい旅行が泥棒にめちゃめちゃにされないためにも、もう一度防犯チェックしてみてください。

防犯チェックリスト
□ 長期の場合、新聞・郵便物などを止める。
□ 窓の戸締まりをきちんと行う。補助錠までしっかりと。
□ カーテンを閉める。雨戸も閉めて雨戸錠を上下ともに施錠する。
□ 帰りが遅くなる場合は洗濯物は外に干さない。
□ 外灯など一部照明は時間がきたら点灯するようにする。
□ 留守番電話には「旅行中。○日までいません」とは吹き込まない。
□ 屋外に燃えやすいものを放置しない。
□ 予備鍵など外に置かない。
□ クレジットカード、通帳などの保管を厳重に。一箇所に保管しない。暗証番号を連想しそうなものを一  緒に置かない。

楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。

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