防犯ブログ

  • 侵入手口(医院)
2011年11月17日 見舞客装い開業医自宅を狙って窃盗

開業医の男性の自宅から指輪などを盗んだとして、64歳の男が逮捕されました。

無職の男は先月、埼玉県秩父市の開業医の男性の自宅に侵入し、指輪など1100万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
警視庁によりますと、男性の自宅は病院の3階にあり、男は見舞いを装って下見をしていました。

男は開業医の自宅ばかりを狙い、1都15県で約100件の盗みを繰り返していたとみられています。
取り調べに対し、「病院の診療時間中に入れば職員や家族が疑われるので、被害届が出ないと思った」と供述しています。
<テレビ朝日系(ANN)11月10日(木)20時12分配信より>

開業医の自宅ばかりを狙って盗みを繰り返していた男が逮捕されました。
開業医というのは建物外観から見ても明らかに分かります。
また電話帳などにも載っていますから、1都15県と広域に渡っての犯行ですが、ターゲットとしては選びやすかったのでしょう。

一階が診療所、二階より上が住居という造りがほとんどだと思います。
診療時間さえ分かれば、その間は住居は無人状態になることが多いはずです。
そこを狙えば、建物内に人は居たとしても、充分に侵入するチャンスがあります。

また、人が居るということで、住居部分も換気の為に扉や窓を開けっ放しにしたりすることも多いでしょう。
そのような状況は侵入者にとっては好都合です。
開業医自宅に限らず、住居併用店舗は同様に狙われるポイントとなります。
店舗兼住宅の防犯対策

営業時間中は住居部分が無人で手薄ということは共通しています。
建物外観からも判断しやすいので事前の下見段階でもはっきりします。
営業用の現金を自宅に一時的に保管するということもあるでしょうから、大金を置いていることもあるでしょうから用心が必要です。

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