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2007年03月09日 アメリカでのなりすまし詐欺

調査会社の統計によると、アメリカでなりすまし関連の詐欺に遭った人は、2005年〜2006年半ばまでの1年間で推定約1500万人にも上るそうです。
2003年の990万人(米連邦取引委員会の統計)に比べると50%以上の増加となりました。

なりすましの平均被害額は3257ドルで、前年の1408ドルの2倍以上に増加しています。
消費者が被害額を回復できた割合は、前年の87%から61%に低下しています。

犯行には、ネットオークションや規制対象外の送金システム、偽の懸賞や宝くじが使われているそうです。

クレジットカード詐欺やデビット/ATMカード詐欺、銀行口座移転詐欺などでは、原因として最も多かったのは個人情報の電子的な盗難だったようです。
一方、偽小切手や新規口座開設詐欺の場合、筆頭原因は個人間のデータ盗難だったそうです。

日本でのオレオレ詐欺などの手口は欧米では少なそうですが、その代わりネットオークションなど、今後日本でも増えそうな詐欺の被害件数が増えつつあります。

海外で成功した詐欺や犯罪の手口などが、その後日本に入ってくるのはよくあることです。
今後も世界の様々な情勢の変化に注意しなければなりません。

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