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2011年11月24日 中国 数年後は防犯カメラ天国?

中国でひき逃げされた女の子を18人の通行人が見て見ぬふりをしていて、その様子が防犯カメラに記録され、大きなニュースになっています。
当然ながら見て見ぬふりをした人は批判を浴びていますが、2006年に怪我をした人を病院に連れて行ったのに、逆に怪我をした人に訴えられ敗訴した事件があり、「中国人は、この判決をきっかけに公共の場で人を助けることに及び腰になってしまった。」という見方もあるようです。

また、中国では防犯カメラの設置が急速に進んでおり、数年後には現在防犯カメラ天国と言われる英国を抜く勢いということです。
それだけ防犯カメラが日常生活の一部になりつつあるのでしょう。

日本でもニュースで「防犯」というキーワードで検索すると、ほとんどが「防犯カメラ」の記事が出てきます。
防犯対策=防犯カメラと考える人が増え、効果的な防犯対策というイメージを持つ人がほとんどでしょう。
何か事件があると、まず手がかりとなるのが防犯カメラです。

事件現場及び付近に防犯カメラはついていないか、ついていれば何か手が掛かりになる映像が映っていないか、そこが調べられます。
それほど犯罪対策としての防犯カメラは重要な位置付けになっています。
いずれ一般家庭においても防犯カメラシステムがテレビや洗濯機、冷蔵庫、エアコンなどの家電製品と同様に完備されるほど普及が進むと思われます。
そこまで進めば、より犯罪に強い住宅が増え、犯罪者にとっては犯罪を犯しにくい場所が増えやりにくくなるでしょう。

しかし、現実的には、防犯カメラの価格的な物や手間、絶対的な必要性などから、一般家庭における普及率は高くあります。
だからこそ設置することで、犯罪者が事前にターゲットを選定する際、設置されているところは絶対的に狙われにくくなるという利点があるのです。それを狙うべきです。

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