防犯ブログ

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2011年07月19日 節電詐欺・窃盗にご用心

再実施の可能性も残る計画停電。
猛暑の夏、「節電」をうたい文句にした悪質な訪問販売や不審な電話などが相次いでいることが19日、東京電力や関西電力などへの取材で分かりました。
東電などはインターネットのホームページ(HP)で注意喚起。
「不審に感じたらすぐに問い合わせてほしい」と呼び掛けています。

東電や関電には、東日本大震災後、社員や関係会社社員を名乗って節電機器や小型変圧器の購入をあっせんされたり、省エネルギーのアンケートを装って家族構成などを聞き出そうとされたりした顧客から問い合わせがありました。

計画停電などに乗じた手口で、ブレーカー調査などの名目で自宅に上がり込み、金品を盗む事件も起きているという。

中部電力でも「メーターやブレーカーの取り換え工事代を請求された」などの相談が複数寄せられ、同社は、今後被害が増える可能性があるとし、6月7日からHPで注意を呼び掛けています。 
<時事通信7月19日(火)5時10分配信より>

今あらゆるメディアの話題の中心になっているのが「節電」です。
これから夏本番ということもあり、エアコンの電力等で電気代が気になる月でもあります。
誰もが関心があり、家計にも直接影響を及ぼすことですから、無関係な人などいません。

そのようなことに着目するのが得意なのが犯罪者です。
節電をうたった悪質な訪問販売や不審電話などが相次いでいるようです。
ブレーカー調査などという手口で自宅に上がり込んで金品を盗むという手口も起きているということですから注意が必要なだけでなく、その対策も必要です。


自分は騙されるはずがないという自信を持ち続けるのは危険です。
もしかすると騙されてしまうかも、という謙虚さ、注意深さが必要です。
少しでも怪しいと感じたら、その場で決断を下さず(お金を支払う、家の中に招き入れる)、家人と相談するから待ってほしいとか、折り返しこちらか連絡するなど、一旦相手を遠ざけることです。

相手もその辺りは敏感ですから、怪しまれていると感じたら逃げ出すか、もしくは急いでいると強引に迫ってくるかのどちらかです。
そこで正体を見せるでしょう。
電気工事やガス会社の人が突然訪問して、今から工事させて下さいなどと言うことはまずありません。
その点も充分考えて、そこをまず最初のボーダーラインとして考え、そこを超えて来る者は疑ってもよいのかもしれません。

用心に越したことはありません。
防犯対策も同じです。
こんな防犯システム大げさ過ぎるなと感じる人がいるかもしれませんが、それぐらいがちょうどよいと言える世の中です。
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