防犯ブログ

  • 自動車盗難
2010年05月08日 滋賀 駐車場でカーナビ窃盗多発

滋賀県草津市内で6日午後2時ごろから7日午前8時40分ごろにかけて、民家の駐車場などに止めた乗用車からカーナビゲーションなどが盗まれる被害が7件相次ぎました。
被害総額は約150万円。
現場は半径1・5キロ以内に集中し、草津署は同一犯による連続窃盗とみて捜査しています。

同署によると、午前8時40分ごろ、同市追分町の会社員男性(45)が、自宅の駐車場に止めた乗用車の助手席横の窓ガラスが割られ、カーナビ1台が盗まれていると同署に届け出ました。
このほか、月極駐車場などでも被害が発生。
7件のうち6件が同一メーカーの純正カーナビでした。

同署によると、4月には、草津市と栗東市で24件のカーナビの盗難が発生したということです。
<5月7日22時49分配信 京都新聞より>

月極めの駐車場に置かれた車だけでなく、民家の駐車場に置いている車も狙われています。
家人が家の中にいる深夜や朝方の犯行も多く、大胆な手口と言えます。
多少音を出しても気付かれないということでしょうか。
また、被害に遭った現場の防犯対策防犯カメラの有無やシャッターの有無などは分かりませんが、おそらく何も設置されていないところばかりが狙われたのではないでしょうか。

民家における防犯対策というものはまだまだ普及しているとは言えません。
建物に対しても無対策のところが多いでしょうから、駐車場は言うまでもありません。
しかし、冷静に考えてみると、シャッターがついていない駐車場の場合、屋外もしくは半屋外に車をただ置いていると考えると恐ろしくなります。

昼間や夜間でも人の行き来がある場合は問題ないでしょうが、深夜もしくは早朝となるとほぼ無人ということになります。
大きな音さえ出さなければ、屋外で堂々と犯行を行うことができるということになります。
シャッターや防犯カメラがついていない家を探せばいくらでもターゲットはあります。

逆に言えば、シャッターや防犯カメラがついている家はターゲットにならない可能性が高いと言えますから、それが事前に防犯対策を行う大きな効果です。
シャッターや防犯センサー、防犯カメラを設置するなど「ハード」面での防犯対策には費用がかかります。
そんなにお金は掛けられないという人も多いと思いますが、車自体が非常に高価なものです。
それを守るためにはある程度のお金が掛かると考えれば納得できるかもしれません。

自動車保険というものがありますが、被害に遭って保険金を請求すると「等級」が下がってしまい、保険を申し込む為の保険料が上がってしまいます。
その下がった等級が続くことになりますから、長期的に考えると、保険料のアップ及び負担額は相当なものになる場合があります。
そう考えると、「保険」だけに頼るのはリスクがあります。
「保険」と「防犯システム」をうまく併用し、万が一の被害に対して備えるのが賢い方法ではないでしょうか。
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