防犯ブログ

  • 侵入手口(店舗)
2008年04月04日 茨城県の貴金属店で3000万円の盗難被害

3日午前9時半ごろ、茨城県つくば市松野木の貴金属店「ノブヒルイーストつくば本店」の従業員から、「店の正面玄関がこじ開けられ、貴金属などが盗まれた」と通報がありました。

つくば中央署員が駆けつけると、店内のショーケースにあった指輪やブレスレット、ペンダントなど貴金属約400点(約3000万円相当)とレジの引き出しから現金約8万円がなくなっていました。

従業員が前日午後8時半ごろに店を出たときには異常はなかったということです。
同店には警報装置などは設置されていませんでした。

同署で窃盗事件として調べています。
(4/4産経新聞より抜粋)

宝石店・貴金属店は、盗難のリスクが高く、被害に遭った時の被害金額も高いため、保険会社から保険の引き受けを断られるケースもあるようです。
保険による補償がないとすれば、それぞれの店舗において自分の身は自分で守るしかありません。

今回、被害に遭われた店舗では警報装置などの防犯対策はとられていなかったようです。
防犯対策をしている店舗であっても、高価な宝石や貴金属などを狙う侵入者による窃盗事件が発生しています。
そのような侵入者の目に、防犯対策をしていない宝石・貴金属店というのはどう映るでしょうか?
おそらく、格好のターゲットだ、おいしいカモだ、と思うはずです。

防犯対策をとっているから万全だ、100%侵入される可能性はない、と断言することはもちろんできません。
しかし、防犯対策がきちんととられている店舗とそうでない店舗があれば、どちらが侵入者に狙われるかは明らかです。
「もし、自分が泥棒だったら・・・」と考えてみると面白いと思います。
どの店を狙うか、どんな防犯対策が嫌か(音が鳴る、カメラで録画されるなど)、色々と分かってくることがあるかもしれません。
その対策がとられているところは、狙われにくいということになります。

加盟企業専用ページはこちら