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2012年06月07日 消防士の下着泥棒 同じ家に4回侵入?

八幡浜署は5日、住宅に侵入して女性の下着を盗んだとして、八幡浜市保内町喜木、八幡浜地区施設事務組合消防本部消防士の男(31)を窃盗と住居侵入の疑いで逮捕しました。
容疑は4月25日午後6時半ごろ、同市内の女性(35)の留守宅に入り、1階居間のタンスから下着4点(時価1万円相当)を盗んだとされます。

同署によると、女性は昨年の8、9、12月にも同様の被害に遭っており、男は「過去にも3回くらい入った」と余罪を供述しているという。
同署では、かぎのかかっていない窓などから侵入したとみています。

同組合長の大城一郎・同市長は「逮捕という事実に大きな衝撃を受け、責任を感じ、深くおわび申し上げる。住民の安心、安全の最前線で公務にあたる消防職員として許されざる行為」とコメントし、佐々木敬夫・同組合消防長は「住民の皆様の信頼を大きく損ね、深くおわび申し上げる」と陳謝しました。

男は00年4月入署。同本部総務課は「これまで遅刻、無断欠勤などはなく、こういうことを起こすとは思えない」と驚いています。
<毎日新聞 6月6日(水)16時34分配信より>

過去に3回も家の中に侵入され、そして4回目にようやく犯人逮捕につながったということですが、8ヶ月の間に4回も侵入されたという事態を重く受け止めるべきでしょう。
かぎの掛かっていない窓から侵入したということですが、これだけ被害に遭っていても、まだ、全ての扉、窓のかぎを掛けて外出するという基本的な対策ができていなかったと思われます。
女性も下着が盗まれただけということであまり深刻には考えていなかったのかもしれません。

この泥棒は下着にしか興味がなかったかもしれませんが、他の泥棒は違います。
これだけ簡単に侵入できる家ということは、他の泥棒も含めてもターゲットに選ばれやすいと言えます。
何度も侵入窃盗被害に遭う家、店というのは、同一犯に限らず、泥棒が共通して感じる何らかの狙われやすいポイントがあるのでしょう。

このポイントを放置しておくことは危険です。
なぜ何度も狙われるのか、入られるのか、それは被害者の側にも責任、と言ってしまうと重すぎますが、原因があると考えられます。
泥棒に何度もカモにされぬようにそのポイントを消し込み、狙わない家を目指しましょう。

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