防犯ブログ

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2021年04月14日 防犯カメラ壊そうとしたら警報器が鳴り侵入者逃走

名古屋市内の会社に設置された、防犯カメラの映像です。

2日深夜、門の前に1台の車が止まりました。

車から降りた男が、塀によじ登り、ライトで照らしながら躊躇(ちゅうちょ)なく乗り越えていきます。男の頭にライトがついているのが分かります。

男は堂々とした足取りで、奥へ進んでいきます。

しばらくすると、カメラがグラグラと揺れました。男がカメラを壊そうと動かしたとみられます。

すると、男は一目散で走り去っていきました。一体、なぜ逃げていったのでしょうか。

敷地に侵入された男性は「防犯カメラを壊そうとした時に、警報器が鳴って大音量なので。びっくりしたのと、セキュリティー会社の人が来るというので、逃げたと思う」と話します。

犯人は、敷地内に止まっていた900万円以上する「ランドクルーザー」を狙っていたとみています。

敷地に侵入された男性が、警察に相談したところ、犯人が侵入した後、まっすぐ防犯カメラに向かっていることから、下見をした上での犯行の可能性が高いと言われたということです。
(「グッド!モーニング」2021年3月30日放送分より)
<3/30(火) 10:49配信 テレビ朝日系(ANN)より>

警察によると犯人は下見をした上で防犯カメラを壊そうとした可能性が高いようですが、下見をし防犯カメラがついていることを知りながら侵入したということは、よほどこの高級車が目的としてあったのでしょうか。

また、塀をよじ登り、高級車を盗んだとしてもその後はどのようにして現場から逃げるつもりだったのかは疑問です。
門がありますから、それはどのように開けるつもりだったのか・・・。

下見をした段階で防犯カメラに加えて警報器、つまりセンサーなどの防犯システムの存在も知っていたはずですから、その音にびっくりして逃げたというのは何とも間抜けな犯行に思えます。
下見をせずに防犯カメラや防犯システムの有無が分からない状況での犯行なら、びっくりして逃げるというのも納得ですが、下見をしていたのにも関わらずこの顛末は何とも理解できません。

ただ、防犯カメラと防犯システムの組み合わせがより強力で効果的なことが実証されたことはよかったのではないでしょうか。

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