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2021年06月04日 2日間で約48万円の被害 高級観葉植物盗まれる

園芸店で、観葉植物が盗まれる犯行の一部始終を防犯カメラがとらえていました。盗まれたのは高級な植物ばかりで、中には1点約8万円という高価なものもありました。

未明の園芸店に忍び込む、怪しげな人影。
とくに慌てる様子もなく、自ら持ち込んだと思われる台車に次々と観葉植物を載せて運び出していきます。中には高さ50cmほどある大きな植物も。
岐阜県可児市の「日本ライン花木センター」。被害があったのは5月8日のことでした。

この日、犯人は合わせて11点、約29万円相当の植物を持ち去っていきました。

「 盗まれたのは今はやりのものがほとんどです。小さくても高価なユッカのロストラータが多く盗まれました。高額な植物であると知っていて、犯行に及んでいると思います」(日本ライン花木センター)

約3時間かけて植物を悠然と盗む
盗まれた植物の大半は、中米や北米が原産の「ユッカ・ロストラータ」。ガーデニングをする人に人気がある高級品種で、1点約8万円するものもあります。

犯人は、来店客のために店が用意してある一輪車まで使い、約3時間かけて植物を悠然と盗んでいきました。

店では、この日から5日後にも再び被害がありました。2日間で合わせて17点、約48万円相当の植物が盗まれたということです。

高級な観葉植物を狙った同様の被害は、愛知県や三重県の園芸店でも発生しているといいます。

「生き物を管理している者としては、早く犯人が捕まってくれるといい」

店からは被害届が提出され、警察は窃盗事件として捜査しています。
(6月3日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)

<6/3(木) 17:24配信 メ〜テレ(名古屋テレビ)より>

コロナの巣ごもり需要で、家の中で観葉植物を育てる人が増えているかもしれません。
手ごろな価格のものから高級なものまで様々な種類がありますが、高級なものは10万円近いものまであるようです。

事務所・店舗移転や代表交代時のお祝いの品として生花を送ったり、送られたりしますが、高級な蘭だと驚くような金額もあります。
そのような高額な品を置いている園芸店や生花店は泥棒の恰好のターゲットになり得ます。

生花それぞれに自分の店の所有物として記録することは難しいと思います。
商品にタグをつけたり、製造番号を記録するようなことができれば、仮に盗まれた場合でも所有者の特定ができますし、盗品の売買がしにくくなります。
一旦盗んでしまえば自分の店のものだと主張しにくくなるのも今後生花が狙われやすくなる原因の一つです。

商品自体を盗まれにくくする対策と、商品の保管場所に入られにくくする対策の両面での防犯対策が必要となります。

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