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2020年09月18日 山林から杉77本無断で伐採して盗む

宮崎県西都市山田の山林から杉77本(時価約15万4000円相当)を盗んだとして、森林法違反(森林窃盗)に問われた宮崎市、無職の男(71)の初公判が16日、宮崎地裁であり、男は起訴事実を認めた。

起訴状などでは、男は、立木の売買や仲介を行う会社で役員を務めていた2017年11月10日頃~18年5月24日頃、杉の所有者に無断で、自らの親族である伐採業者に切らせて杉を盗んだとしている。

検察側は冒頭陳述で「被告人は、被害者と連絡が取れず立木を買い付けることができなかったため、無断伐採を行って(親族である)伐採業者に利益を得させようと考えた」と主張した。
<9/17(木) 14:09配信 読売新聞オンラインより>


他人が所有する山林から無断で杉を伐採させ盗んだ男が逮捕されました。

山と言うと、一見何もないような印象を持つ人が多いかもしれませんが、よく考えると犯罪者に狙われそうな物が色々ありそうです。
今回被害に遭った木はもちろんですが、例えばマツタケなどのキノコ類、クワガタやカブトムシなどの昆虫類、シカやイノシシなどの獣類。
また、目には見えない、例えば、土の下にあるかもしれない鉱石や宝石などの原石、貴重な燃料、化石など色々な物が考えられます。


ただ気が生い茂るだけの価値のない山であっても、例えば地層の専門家が調査すれば宝の山ということもあり得ます。

所有者にとってそれほど価値のない山林に対して、防犯カメラや防犯センサーで侵入防止対策を行うのは現実的ではないかもしれません。(現場の電気状況もあるでしょうし)
今後は定期的に山を巡回するサービスや職業に対して需要が高まるかもしれません。

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