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2011年12月05日 静岡 勤務先のホテルから現金1100万円窃盗

松崎署は27日、勤務先のホテルから現金約1100万円を盗んだ疑いで、西伊豆町の男(46)を逮捕しました。

調べでは、今月20日、経理を担当している同町内のホテル事務所に置いてある金庫から、現金を盗んだ疑い。
同署によると、男は容疑を認めており、動機については「遊ぶ金ほしさに盗んだ」と説明。
盗んだ金の半分以上をすでにギャンブルに使ったと供述しているという。
<産経新聞11月28日(月)7時55分配信より>

人それぞれですが、例えば勤務先で経理などの会社のお金を扱う業務をしている人が、その管理体制に疑問を感じたり、不満を感じた場合、良からぬ考えを思い浮かべることがあります。
それを実行に移すかどうかが犯罪を犯すかどうかの境目ですが、実行に移さずとも、その気になったらできてしまうのでは?と思わせてしまうこと自体が問題です。
それは本人だけではなく、その会社にも問題があると考えるべきでしょう。

一人の人間に業務が集中し、その人にしか分からないというのは企業にとって不利益です。
その人が突然辞めたり、病気で会社を休むと、他の人では対応できない、業務が滞るということは避けなければなりません。
お客様に対して迷惑を掛けることになりますし、信用・信頼を損なう恐れもあります。

また、その人にしか分からないという状況は、ある個人が勝手に業務方法を変えたりしても他の人は分からない、ということもあり得ます。
ある意味で好き勝手出来てしまうというのは決して良い状態ではありません。

人もしくは機械(防犯カメラ)で監視し、常に見られている、監視されているという意識を持たせる、プレッシャーを与えることも時には必要ではないでしょうか。
そうすれば良からぬ考え自体が思い浮かぶことも減るでしょうし、仮に思い浮かんでも、監視されていることを考えると、実行に移す可能性は減るはずです。
これは外部からの侵入者、犯罪者に限ったことではないからです。

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