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2012年07月02日 無銭飲食カップル窃盗100件繰り返す

スナックで現金やバッグを盗み、無銭飲食したとして、警視庁荏原署は、窃盗と詐欺の疑いで、いずれも住所不定、無職の男(38)、女(44)の両容疑者を逮捕しました。
男は「(同様の犯行を)100件ぐらいやった」と供述しており、同署が裏付けを進めています。

逮捕容疑は、2月11日夜、東京都品川区小山のスナックで、現金3万7千円などが入った女性店主のショルダーバッグを盗み、ビールや焼きそば、餃子など9800円分の飲食代を支払わなかったとしています。
女性がトイレに行ったすきに逃走していました。

同署によると、両容疑者は交際しており、昨年11月ごろから東京、千葉、埼玉など1都4県で、同様の犯行を繰り返していたとみられます。
店主が1人で切り盛りする飲食店を狙っていたといい、盗んだ金は飲食代などに使っていました。
<産経新聞 7月2日(月)14時14分配信より>

きっと狙われるには狙われる理由があったと思います。
店主が1人で切り盛りする飲食店を狙ったと供述しているように、人の目による監視さえ逃れれば、無銭飲食は簡単に出来たのでしょう。
おそらく防犯カメラなども設置されていないでしょうから、隙を見ての犯行は容易です。
仮に店主が逃げるのを目撃しても、店をそのままにして追いかけることもできません。
色々と計算ずくの犯行でしょう。

狙われる、狙われたからと言って被害者の方に責任はありませんが、誰もが気がつく、分かりやすい弱点、つまり狙われるポイントをそのままにしておくと、また別の犯罪者に狙いをつけられる可能性が高いと言えるでしょう。
何度も泥棒被害に遭う家、店舗というのは、同じ犯罪者が味をしめて犯行を繰り返す場合と、複数の犯罪者からカモにされる場合があります。
どちらの場合も、犯罪者にとって有利なポイントがあるからです。
自分の家や店舗の弱点というのはなかなか分かりませんが、第三者の客観的な目で判断すると、すぐにわかる場合があります。
まずはその弱点を知ることが防犯対策の第一歩です。

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