防犯ブログ

  • 侵入手口(事務所)
2009年09月10日 引っ越し業者から家電盗み転売

引越し業者の保管用コンテナから商品を盗んだ事例がありました。

●京都市の伏見署は9日、窃盗の疑いで、京都府宇治市五ケ庄広岡谷、無職男(22)を逮捕した。
5月6日夜から7日朝にかけ、伏見区中島外山町の引っ越し業「アート引っ越しセンター」の保管用コンテナから、販売用の液晶テレビ3台とブルーレイレコーダー4台(被害額約85万円相当)を盗んだ疑い。 府警によると、馬渕容疑者は以前、この業者でアルバイトをしていたといい、「高価な家電製品が保管されているのを知って盗んだ」と容疑を認めている。製品はリサイクルショップなどに転売していたという。
(9月9日 京都新聞より引用)

犯人がコンテナにどうやって侵入したかまでは記載されていませんが、防犯システム・警備システムや防犯カメラなどは設置されていなかったのではないかと推測します。
引越し業者や運送会社ではお客様の荷物を運送時に、一定期間荷物を預かることもあります。
又、翌朝早い出発のため荷物を入れたままのトラックを駐車させている場合もあります。
コンテナや倉庫の中の荷物、そして駐車場に止めてあるトラックそのものが盗まれることがあります。
今回盗まれたのは販売用商品のようですが、もしお客様の荷物であったらお金ではすまない問題になります。
トラックごと盗まれた場合には、請け負っていた運送業務そのものが請負できないなり、信用問題になります。
お客様自身も納期に間に合わないといった被害が発生します。
やはりきちんとした防犯対策を実施することが必要です。

今回元アルバイトの犯行でした。内部事情に詳しく、商品の保管場所だけでんく鍵の保管場所なども知っていたのかもしれません。アルバイトなどが多い職場の場合には、鍵の管理方法自体も定期的に見直すことが必要です。

運送会社、引越し会社向けの防犯システム
●敷地内に夜間・休日侵入しようとする不審者は赤外線センサーで検知しその場で大音量のサイレンで威嚇撃退するとともに携帯電話に異常発生を画像で送信する。
●倉庫や事務所など建物への侵入を窓開閉検知センサーと室内警戒センサーの二重警戒で検知し、異常発生時には大音量のサイレンで威嚇撃退するとともに携帯電話に異常発生を画像で送信する。
●オーナー、責任者は常に見たいときにはいつでも携帯電話からの操作で現場の状況を動画で確認することが可能。

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