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2007年03月27日 酒かす汁2杯食べて飲酒運転!

友人宅で酒かす汁を食べ、帰宅途中に検問に引っかかり飲酒運転で書類送検された男性教諭(52)が、教育委員会から停職6ヶ月の懲戒処分とされました。

男性教諭は、昨年9月15日夜、友人宅で酒かす汁を茶わん2杯食べ、その2時間後に自家用車で帰宅途中、検問していた警察署員の呼気検査を受け、呼気1リットル中0.15ミリグラムのアルコールが検出。
道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検され、簡易裁判所で罰金20万円の略式命令を受けました。

教育委員会によると、男性教諭が酒気帯び運転をしたにもかかわらず、上司に報告しなかったなどの理由による懲戒処分ということですが、男性は「かす汁で飲酒運転は納得できない」と報告しなかったようです。

かす汁を食べただけでも飲酒運転になってしまうんですね。

もちろん、かす汁を食べて酔っ払い、運転を誤って事故を起こしてしまえば大変なことになりますが、それにしても停職6ヶ月という処分は重すぎるように思います。

教師の不祥事が頻発していることに対する一種の見せしめでしょうか。

居酒屋等で飲酒した後、平気で運転しようとするドライバーにテレビなどで取材すると、
「酒を飲んで運転して何が悪い、皆やっているだろう、俺一人だけじゃない」
と悪びれることなく答える人を目にしますが、それでも捕まることのない質の悪い飲酒運転者と、かす汁を飲んだだけで飲酒運転で捕まり停職6ヶ月の教諭、あまりにも不公平だと感じてしまいます。

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