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2011年07月27日 鳥取 金属盗対策に防護ネット設置

鳥取市は、秋里下水終末処理場(同市秋里)のスクラップ集積場から銅線などの金属くずが盗まれる被害が続いたため、防護ネットを設置するなど対策を講じていることを明らかにしました。
20日の市議会建設水道委員会で報告しました。

市下水道企画課によると、4月13日に匿名の通報が市にあり、確認したところ銅線などの金属くずが盗まれていることが分かりました。
市は鳥取警察署に被害届を提出。
盗難防止の防護ネットを設置するなどの対策を講じましたが、5月9日に再び盗難に遭ったことが分かりました。

2回で約2トンの金属くずを盗まれたことを受け、防護ネットがめくれるのを防ぐ重しや、人が近づくと自動点灯する防犯灯などを設置。
工事が終わるたびに業者に売却することも検討しているということです。

集積所の広さは約600平方メートル。高さ約2メートルのコンクリート壁で囲まれています。
同課は「スクラップと言っても市民の貴重な財産。盗難防止のための対策を徹底したい」と話しています。
<毎日新聞7月23日(土)15時42分配信より>

金属くずなどの金属盗が相次ぐ為、防護ネットを設置し、再発を防ごうとしています。
この対策がどれほどの効果を発揮するのかは分かりませんが、犯罪者がその気になれば金属くずを盗むことができてしまう状況に変わりはないように思えます。

防護ネットをめくることができないように物理的に対策するか、防犯カメラで映像を記録するか、侵入者を感知するセンサーをつけ現場で威嚇する等の対策の方が効果があるでしょう。
ネットがめくれにくくする、人感ライトを点灯させるというどちらかというと受け身の対策では弱いと思われます。
もっと強い対策が求められます。

この場所は侵入しやすい、盗みやすい、見つからない、逃げやすい、など犯罪者が犯罪を犯しやすい環境だと思われるようなポイント、弱点はそのままにしてはいけません。
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