防犯ブログ

2009年06月11日 「警察だ!捜索だ!」で男数人が押し入り強盗。困った問題です。

新聞記事によると、6月10日午前11時50分頃、栃木県小山市で押し入り強盗が発生したという新聞記事を見つけました。

警察によると、「玄関のチャイムが鳴ったため、家事手伝いの女性が出たところ、背広や作業着姿の男たちが「警察だ。捜索だ」などと言って入ってきた。男たちは「静かにしろ」と言って3人を後ろ手に縛るなどして1階居間に閉じ込めた後、家の中を物色したり、庭を数十か所掘り返したりした。」(読売新聞より抜粋)と発表されています。

なんと巧妙な手口での犯行なのでしょうか。こんな手口を使われると誰でも玄関扉を開けてしまいますよね。人間の心理をうまく突いた手口での犯行です。

このような手口にはどのように私達は守ればいいのでしょう。
ここで考えてみたいと思います。

第一に「警察だ!」と名乗られても玄関扉を簡単に「開けない」ことが必要だと思います。

通常は警察であっても「警察だ!」とだけ名乗って押し入ることはしないと思いますし、ましてや捜索であれば、それなりの書面(捜査令状など)を提示してからでないと踏み込まないのではないかと思います。(テレビドラマの踏み込み(押し入り)捜査は架空の話ではないでしょうか?)

とにかく、自分でよく確認した上で玄関扉を開けることが必要ではないでしょうか?
(そもそも犯罪になるようなことをしていないのであれば、捜索される理由はありませんから。)

第二に仮に押し入られた場合のことを考えて「緊急押しボタン」などを設置しておくことも必要ではないかと思います。

もしもの場合に緊急連絡が可能な対策をしておくことにより、安心出来るのではないかと思います。その為にも「侵入警戒システム(防犯警報システム)」を設置することが必要ではないでしょうか。

今回、新聞記事に事件の概要が掲載されましたから、同じ手口で犯行が行われる可能性もあります。十分注意する必要があるのではないでしょうか。

日頃から最新の犯罪情勢を確認して頂き、自分なりの防犯対策を考えることが必要だと思います。

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