防犯ブログ

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2011年05月06日 神奈川 消火器持ち出すいたずら多発 10件目

平塚市は26日までに、災害時の火災対策用に街頭に置いている消火器20本が何者かに持ち出され、同市夕陽ケ丘や代官町の路上や乗用車などに放出されるいたずら被害があったと発表しました。

同市内では昨年末から被害が続いており、今回で10件目となりました。

市によると、24日午前7時ごろ、平塚署から被害について通報が入りました。
消防職員が現地で確認したところ、住宅や車などに薬剤がまかれ、消火器が捨てられていたという。

平塚署は今月7日、遊び半分で消火器を盗んだ少年2人を窃盗の疑いで書類送検していますが、被害が止まっていないようです。
<カナロコ4月26日(火)22時0分配信より>

以前、盗んだ消火器を教会に投げ入れるという事件が発生しましたが、消火器自体が半屋外や廊下、部屋の外などに置かれており、盗みやすい状態が多いということでしょう。
今回の事件は、住宅や車に薬剤がまかれるなどのいたずら目的だと見られていますが、薬剤や本体自体の再利用ができたり、転売が可能となると、他の地域でも窃盗被害が増えてくる可能性があります。

消火器に限らず、屋外に近い状態で保管されているものは盗まれたり、傷つけられる危険性が高く、また、それを防ぐための対策も難しい場合が多いと言えます。
自動車など価値が高い物はなおさら防犯対策が難しいのです。
ハンドルロックやタイヤを固定する機器、警報音を鳴らす機器など様々な防犯対策がありますが、決定的な防犯対策というものはありません。
自動車ごと盗み出すような大掛かりな犯行に対しては普通の防犯対策では対抗できません。

ただ、どうしようもないからと言って何もせずに手をこまねいているだけではいけません。
防犯対策を組み合わせ、この場所での犯行は難しい、面倒だと思わせることで、犯罪を思い留まられるような対策をすべきです。
狙われる可能性・被害に遭う可能性を自分の力で少しでも減らしましょう。
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