防犯ブログ

2008年11月06日 窃盗:中高層マンションで空き巣 「ムササビ男」逮捕

とび職の経験と155センチの小柄な体を生かし、中高層マンションの屋上から雨どいなどを伝って空き巣をしていた男(36)が、警視庁代々木署に窃盗と住居侵入容疑で現行犯逮捕された。深夜から未明に出没し、捜査員から「平成のムササビ」と呼ばれていた。 逮捕されたのは、住所不定、無職、南篤司容疑者。
 調べでは、南容疑者は10月18日午後6時ごろ、渋谷区幡ケ谷3の4階建てマンションの一室に、屋上から壁を伝ってベランダ経由で侵入、ポロシャツ1枚を盗んだ疑い。住人の男性会社員(45)と鉢合わせし、署員に取り押さえられた。南容疑者は03年7月にも常習累犯窃盗容疑で逮捕され、9月上旬に出所したばかり。「刑務所に入り勘が鈍った」と供述しているという。 【11月5日 毎日新聞】

普段、ここは狙われない。ここまで泥棒は来ない。と信じ込んでいるマンション住人の方も多いはずです。だから、2階以上のベランダ・バルコニー窓は、未施錠が多いわけです。特に夏の夜窓を開けて寝ている人もおられるでしょう。狙われたら最後、簡単に被害に遭ってしまいます。
最近は、マンションも窓からの侵入被害もよく耳にします。
あなたのお住まいが、雨どいを伝って侵入、屋上から伝って階下に降りるなど侵入が可能な構造ならば、このような身軽な「ムササビ男」には気をつけなくてはいけません。
このムササビ男は、出所したばかりだそうですが、侵入犯罪が最も多発していたころに、逮捕された犯罪者が、そろそろ出所するころなのでしょうか?  こわいですね。
では、具体的な対策は??

分譲マンションの場合は、建物共用部や全体に関わることが多い為、管理組合が計画実施を行なうことになります。
まず専門家に相談し、建物の弱点を突き止める「防犯診断」をおこないましょう。
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また、入居者間の防犯意識を高めることも重要です。
集会での防犯教室の実施やチラシなどによる周知をおこないます。
セキュリティハウスでは、診断後、安心の防犯対策プランを提案することも出来ます。
地域によっては、優良防犯モデルマンションなどの制度もあります。

居室内専有部については、所有者個人のご判断で配線工事不要のホームセキュリティシステムをすぐに設置でき、より安心です。
マンション全体に関わる対策は管理組合が実施決定するまで時間がかかりますので、まず専有部だけでも対策をするのも、よい方法ですね。

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