防犯ブログ

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2008年12月19日 [コンビニは金を奪うのが簡単」連続強盗が供述

「コンビニ強盗」が発生しやすい状況です。
ちょっと気になるニュースをご紹介します。

コンビニ強盗は簡単? 茨城で強盗事件相次ぐ(11月26日8時6分配信 産経新聞)
師走を前に、茨城県内で強盗事件が多発している。24日から25日未明にかけてはコンビニエンスストアに刃物を持った男が押し入り現金を奪うなどの強盗事件が4件発生。いずれも犯人は逃走した。「コンビニは金を奪うのが簡単」。別の連続強盗容疑で逮捕された男はこう供述したという。早朝深夜営業の店舗が狙われる傾向にあり、県警が注意を呼びかけている。

 24日午後9時50分ごろ、日立市滑川本町の「セイコーマートしもむら店」に小刀を持った男が押し入り、現金約10万円を奪って逃げた。翌25日午前2時ごろには阿見町若栗の「ファミリーマートJA 阿見中央店」で、刃物を持った男が店員を脅して現金約5万円を奪う事件も発生。県内では、2日間で4件の強盗事件が続発している。

 日立市内では24日午前、牛丼店「すき家日立南店」で強盗事件が発生。同チェーン「日立北店」でも7月に強盗事件が起きており、両店の防犯カメラの映像から、県警は同一犯による犯行とみて調べている。

 県警の調べでは、早朝深夜の時間帯に店員が1人でいる店が狙われるケースが多いという

 下妻市内のコンビニに包丁を持って押し入り、約4万1000円を奪うなど4件のコンビニ強盗を認めた男は調べに対し、「コンビニは夜間に1人で勤務しているところがあるので、そこを狙えば簡単に金を奪えた」と供述。犯行前には店舗の下見を行っていた。

 県警生活安全総務課の川上正夫総括理事官は「深夜にも2人の店員をおき、駐車場に照明をつけるなど外も明るくし、店舗外の人や車の出入りを確認することが効果的」と指摘する。

 手口が巧妙化しているケースも。
水戸市で今月9日に発生したコンビニ強盗事件は、犯人が警察官を装って店に電話をかけ、店員を外におびき出したうえで金を奪った。店内で立ち読みをするなどして、他の客がいなくなるのを見計らって犯行に及ぶケースもあり、県警は「不審人物や立ち読みをしている人への声かけを実践してほしい」と呼びかける。

 それでも万が一、強盗に入られたら−。「犯人の衣服や特徴、逃走手段をできるだけ確認し、速やかに110番してほしい」(川上総括理事官)という。

●立ち読みで他の客がいなくなるのを待つ。
●警察を装って電話をかけ店員を外におびき出す。
●下見をして夜間一人の店を狙う

こうした強盗に対しては
●夜間でも従業員は二人体制にする。一人の時間を作らない。
防犯カメラなどを店の外にも取付け、店に入ろうとするところも自動録画しておく。
●店内の防犯カメラは逆光補正機能のあるものとし、鮮明な画像を録画しているか定期点検をきちんと行う。
●夜間無人になる場合は最終退出であることが外からわからないように店内照明を付けておく。
無線式非常用押しボタン+自動通報システムで離れた場所に緊急通報する。IP回線対応なら瞬時にメール、その後音声で通報する。無線式なら店内どこからでも押すことができる。
●強盗支援防犯装置として防犯シールドなどを店内に置いておく。
コンビニエンスストアの防犯対策

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