防犯ブログ

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2011年10月14日 北海道 農協支所から現金5500万盗難

3日午前8時50分ごろ、北海道下川町錦町の北はるか農業協同組合下川支所で、1階金庫室に保管された金庫から現金がなくなっているのを、所長の男性(53)と道警名寄署員が発見しました。
被害額は約5500万円に上り、同署は多額窃盗事件とみて調べています。 
<時事通信10月3日(月)19時15分配信より>

JAの支所の金庫室から現金5500万円が盗まれるという事件が発生しています。
JAでの現金盗難というニュースを何度か耳にすることがありますが、事故後の再発防止策がきちんととられていない、もしくはその効果が出ていないのかもしれません。

これだけ盗難事件が発生すると、JAの利用者、取引先、加入者など関係者への影響は大きなものになるでしょう。
大金が盗まれたところ、というのは決して良いイメージを与えませんし、信用問題にも発展しかねません。
個人情報などの取扱いもあるでしょうから、管理方法や対策がどのようなものなのかということを証明しなければならない事態に陥るかもしれません。

金庫室の中のさらに金庫に保管しているということですから、かなり頑丈なところに保管しているというイメージですが、具体的な手口はどうだったのでしょうか。
内部犯行だったのでは?というコメントも見受けられましたが、どちらにせよ、そのような犯行が簡単に行えてしまうのは問題です。

内部であろうと、外部であろうと、犯罪を企む者が簡単に犯行を行うことができてしまう、また、その後彼らの犯行かどうかを確認する術もない(証拠も残らない)というのは非常に危険です。
重要な場所や部屋への入退室管理や建物敷地内への侵入者対策、防犯カメラによる24時間監視などの強固な防犯対策が必要です。
また、5500万円もの大金を一時的とは言え、金庫に保管しておく必要性があるのかも検討すべきでしょう。

こまめに現金輸送車で金融機関に運ぶなどすべきではないでしょうか。(その現金輸送車が狙われることに対しては、また別の対策が必要になりますが)
金融機関の防犯対策

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