防犯ブログ

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2012年04月24日 百貨店で客の振りして高級時計盗む

百貨店から高級腕時計を盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗の疑いで、モンゴル国籍で東京都台東区台東、無職の男(24)ら男2人を再逮捕しました。
同課は、東京や神奈川県の貴金属店などで起きた窃盗事件11件(被害総額1685万円相当)に関与したとみています。

同課によると、男(24)は「生活費欲しさにやった」と容疑を認め、もう1人のモンゴル人の男は「預かっていたものだ」と否認しています。

逮捕容疑は3月27日午後0時35分ごろ、豊島区西池袋の東武百貨店の時計売り場からドイツ製高級腕時計4個(計710万円相当)を盗んだとしています。

同課によると、1人が客のふりをして店員の注意をひきつけ、もう1人がショーケースのつなぎ目部分をカッターで切断して、盗んだとみられます。
2人は同じ日本語学校に通っていた仲間。
渋谷区の貴金属店で腕時計1点(104万円相当)を盗んだなどとして3月30日に逮捕されていました。
<産経新聞 4月24日(火)17時8分配信より>

お客と泥棒(万引き犯)を人間の目で見分けるのは難しいでしょう。
テレビで紹介されるような万引きGメンであれば、犯罪者特有の不自然さ等を見抜いて、犯人を捕まえられるのかもしれませんが、普通の人には無理です。
店の従業員や、ましてやアルバイト店員となると、さらに難しくなるでしょう。

そこで役に立つ、助けとなるのが防犯カメラという機械の目による監視です。
24時間、映像を記録することも可能です。
人間が見逃す、見過ごすタイミングでも、機械ですから正確に記録します。
初期導入の費用や電気代等もかかりますが、その代用として人を雇い続けることを考えると、必ずしも高い買い物ではありません。

防犯カメラに全て任せれば安心だというのは極端です。
うまく活用し、人の目と機械の目、両方による監視を行うことで、より効果を発揮します。
仮に人の目をくぐりぬけても機械の目で捕まえる。
逆に機械の目の死角に対しては、人の目で補う、というお互いの長所を活かすことで、よりお互いの持ち味が出てきます。
防犯システムや防犯カメラなどの機械だけでなく、人の意識や心掛け次第で、犯罪者がより嫌がる環境が出来上がります。

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