防犯ブログ

  • 犯罪手口
2009年08月07日 元ジャニーズJr.がパチンコ玉窃盗、不正換金1千万円!

勤務先のパチンコ店から玉を盗んだとしてジャニーズJr.の元メンバーら4人が逮捕された事件で、被害にあった埼玉県春日部市の店では昨年4月頃から不正な換金によるとみられる被害が計約1000万円に上ることがわかりました。

県警は他にも仲間がおり、系列店でも玉を盗んでいた可能性があるとみて調べています。

窃盗容疑で逮捕されたのは、ジャニーズJr.の元メンバーで同市緑町、会社員の男(26)ら男4人。
発表によると、4人は勤務中の昨年12月、客の打った玉数を記録する装置をパチンコ台から一時的に外し、その時間内に打たれた球数を手計算した上、台の点検を装い、記録されなかった分のパチンコ玉約3300個を抜き取った疑いです。
玉は景品に換え、交換所で約8000円に換金し、4人で山分けしたということです。

4人は昨年2〜9月頃から、店長が不在となる休憩時間などを狙って玉を抜き取るようになり、「月に10〜15回やり、山分け金額は1回平均5000円だった」と供述しています。
逮捕された同市大場、会社員の男(26)は「元同僚からやり方を教わり、3人に教えた。3人以外にも一緒に盗んだ仲間がいる」と話しているということです。

同店の運営会社によると、4人は同店の副主任や、パチンコ台の点検などをする「ホール係」のリーダー格でした。
県東部を中心に計6店あるということです。

<8月6日2時16分配信 読売新聞より>

従業員を疑うというのは経営者の方からすれば、決してやりたくないことかもしれませんが、従業員や出入り業者など会社の内情をよく知る者による犯罪が行われているのが現実です。
誰の監視もなく、現金や商品を無造作に置いているところであれば、「もしかしたら盗んでもバレナイかも」「簡単に盗めてしまうな」などと良からぬ考えが出てきてしまうのかもしれません。

泥棒などの侵入者に対して、防犯対策として、防犯センサーや防犯カメラの設置、扉やガラスが強化されていれば、「センサーが働くとベルが鳴って人に気づかれる」「ここはやめておこう、時間がかかりそうだ」「防犯カメラで記録されている、あとで捕まる」など、その場での犯行を思い留まらせる抑止効果があります。

内部の従業員に対しても同じです。
例えば、防犯カメラで映像を記録されていたり、建物の入退出が記録されていれば、「あとで捕まるかもしれない」と思わせることができます。
そんな環境の中で、悪いこと(犯罪)を考える人は少ないでしょうし、考えても思い留まるのではないでしょうか。
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