防犯ブログ

  • 犯罪手口
2020年06月26日 マンションの玄関鍵穴に接着剤 75歳の男逮捕

先月、福岡市城南区のマンションで、部屋の玄関の鍵穴に接着剤のようなものを流し込んだとして、5日、75歳の無職の男が逮捕されました。

警察によりますと、福岡市城南区西片江の無職の男(75)は先月1日、自宅マンションの2つの部屋の玄関の鍵穴に、接着剤のようなものを流し込み、鍵を使えなくした器物損壊の疑いがもたれています。

被害届を受けた警察の捜査で、マンションの防犯カメラに容疑者が映っていたことなどから、逮捕に至りました。
警察の調べに対し、容疑者は「全く身に覚えがないので、話すことは何もありません」と、容疑を否認しています。

このマンションでは、別の4つの部屋でも同様の被害があり、警察は余罪や動機なども調べる方針です。
<6/5(金) 12:15配信九州朝日放送より>


マンションの玄関鍵穴に接着剤を流し込み鍵を使えなくするという犯行ですが、犯人の目的は不明です。
恐らく住人への嫌がらせや本人のストレス発散目的と思われます。

犯行はゴールデンウイーク中に行われていますから、コロナ自粛でストレスがマックスになり、ついに犯行に及んでしまったのでしょうか。

住人が外出中の場合、家の中に入れなくなりますし、家の中に居る場合、家の外に出られなくなります。
どちらにしても非常に迷惑な犯行です。

犯人の動機がよく分からない事件は今後も増えると思います。
犯人本人にすれば動機はよく分かっているのでしょうが、第三者には理解できない動機という意味です。

そのような犯罪に巻き込まれる可能性を少しでも減らすために、自衛手段は自分で講じる必要があります。
警察が頼りにならない、役に立たないとは思いませんが、例えば住人同士のイザコザや個人的な怨恨などに対しては
深くは関与してくれないでしょう。

そういう事態を考えると、自分と自分の家族の生命を守るのは自分しかいないということになります。
防犯カメラやセンサーなどを設置し、外部の侵入者から自宅を守ることが必要です。
侵入を物理的に防ぐことは難しくても、心理的に相手(犯人)の犯行意欲を削ぐ、くじく、防ぐことにはつながるかもしれません。
それも一つの防犯対策です。

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