防犯ブログ

2010年03月03日 「都内で空き巣100件」

東京都内で空き巣100件を行った男が逮捕されました。

●東京都墨田区内のマンションの部屋に侵入して現金を盗んだとして昨年12月、警視庁捜査3課に窃盗と住居侵入の疑いで逮捕された東京都豊島区池袋、無職男(50)=同罪で起訴=が、都内で約100件の空き巣を行ったと供述していたことが25日、分かった。被害総額は約650万円に上るという。

昨年8月ごろから、マンションや一戸建てを狙い、窓を破って室内に侵入する手口で、現金や貴金属を盗んでいた。
 逮捕容疑は、昨年11月2日夜、墨田区菊川のマンションの2室に相次いで侵入し、現金計約13万5000円を盗んだとしている。
(2月25日 産経新聞より引用)

窓を割って侵入し、現金や貴金属を盗む手口で100件、650万円ですから、1件あたり6.5万円。
なんだそんな程度か?と思われる人も多いと思います。
高額窃盗被害も中にはありますが、多いのが数万円の被害です。
だから「お金を置いていないから泥棒の被害には遭わない」ということはあてはまりません。
数万円のお金は大抵の家ならどこかに置いているでしょう。
そうしたものを盗まれるのです。

我が家には泥棒は入らないと頭から思い込んで防犯対策に手を抜くのは非常に怖い事。
セキュリティハウスでは「安全のない安心は最も危険」と考えています。

先日の津波でも警報を出し避難をしている様子が映っていました。警報が出ても避難していない人も多かったようですが、一方で、昔のチリ地震による津波を経験していたお年寄りは事前にいつでも非難できるように荷物をまとめていました。
その地域では足の悪いお年寄りにはあらかじめ逃げるのを手助けする近くの担当者を決定して準備していました。そうした取り組みで、人的被害は発生しませんでした。
やはり、最初から自分は被害に遭わない、と考えるのか、被害に遭う可能性がある、と考えるのとでは大きな違いです。

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