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2010年03月24日 普通の会社員が泥棒に! 工具盗みリサイクルショップに転売

津久井署は23日、窃盗の疑いで、相模原市に住む会社員の容疑者(43)を逮捕しました。
逮捕容疑は、2月22日午後8時から23日午前7時ごろまでの間、同市大野台3丁目の月極駐車場で、同所の大工の男性(60)のトラック荷台に積んであったインパクトドライバーなど工具7点(計32万円相当)を盗んだとしています。

同署によると、同容疑者は「借金返済のため、転売目的で盗んだ。ほかにも市内で十数件やった」と容疑を認めているということです。
市内のリサイクルショップに本人の名前で転売していたことから発覚しました。
同署は同容疑者が盗んだと認めた供述をもとに、自宅から11点の工具を押収しました。
<3月23日19時30分配信 カナロコより>

普通の会社員がちょっとしたことで犯罪者になってしまう時代なのでしょうか。
盗むための工具もインターネットのオークションや特殊なサイトで購入できるようです。
インターネットは非常に便利ですが、その普及に伴って犯罪の質も変えてしまったように感じます。

例えば、ネットオークションに私物を出品していた一般人がいたとします。
手軽で簡単に物の売買ができ、利益が得られることを知ります。
もう売れるような物がなくなったなぁと感じたとき、そこで人の物を盗んで売ってしまおうと考える者がでてくる訳です。

昔なら、仮に人の物を盗んでも、公にそれを使うことが難しかったでしょう。
近所に盗まれた人がいて、気付かれる危険性があるからです。
かと言って、家の中でこっそり使うというのも、物によるでしょうけれど、用途が限られてしまいます。

しかし、現在は、ネットオークションやリサイクルショップなど簡単に物が売れる時代です。
盗んでも一旦売ってしまえば、ばれることはないと考える犯罪者が多いのでしょう。
犯罪を犯しているという感覚が薄いのかもしれません。
これは万引きなどにも同じことが言えると思います。

犯罪を犯したら大変なことになるということが皆認識されれば、犯罪の抑止力につながるかもしれません。
警察の検挙率アップ、犯罪の厳罰化、犯罪を起こしにくい街づくりなど様々な方法で犯罪件数を減らす為の試みが必要です。

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