防犯ブログ

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2010年10月13日 東大阪 民家に3人組の捕縛強盗侵入、夫が駆け付け盗難被害なし

12日午後1時55分ごろ、東大阪市長堂の民家に建設工事業者を装った3人組の男が侵入。
玄関で応対したこの家に住む無職女性(39)の腕などを粘着テープで縛り、「金はどこにある」と脅しました。
男らは室内を物色しましたが、女性の夫が駆け付けると2階の窓から飛び降りるなどし、何も奪わずに逃走しました。
女性は頭などに軽傷を負った。

布施署は現場近くの駐車場で足にけがをして倒れていた住居、職業不詳、頼本克也容疑者(37)を強盗致傷容疑で現行犯逮捕。
ほかに逃げた男の行方を追っています。
<産経新聞10月13日(水)7時57分配信より>

白昼堂々の強盗事件が発生しました。
女性が腕などを粘着テープで縛られましたが、運良く女性の夫が駆け付けた為、何も奪わずに逃走したということです。

平日の昼間に工事業者を装って強盗を行う3人組の犯行ということですが、非常に恐ろしい手口です。
主婦など平日、部屋にいる女性に扉を開けさせ、脅して金を奪う、場合によっては縛り、もしかすると凶器も持っているかもしれません。
突発的な犯行であれば防ぎようがありませんが、計画的な犯行だと被害を防ぐことも可能です。

例えば、建物の外から見てもその家が何らかの防犯対策をしていることをアピールすればよいのです。
分かりやすく言うと、警戒中などのステッカーを貼る、防犯カメラや威嚇機器(ベルなど)を目立つ所に設置する、建物に近づくとメッセージが流れるようなセンサーや機器と取り付けるなどです。
防犯対策をしているところをわざとターゲットにすることはないでしょう。
そこをターゲットにせずとも他に無防備な家はいくらでもあります。

鹿児島県鹿屋市の犯罪情報によると、昨年、鹿屋市内で発生した刑法犯罪は822件で、うち侵入盗や車上狙いなどの窃盗が約8割を占め、無施錠のケースが多いというデータもあるようです。
このように無施錠の家すらも地域によっては多いということですから、防犯システムなどの防犯対策をしている家はまだまだ少なく、しているだけでターゲットから外れる可能性が高くなるというです。
これが事前の防犯対策が効果的な理由です。
女性の防犯・安全対策

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