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埼玉 1千万円の防犯カメラシステム導入で自転車盗激減

ひったくりや空き巣狙いなどの犯罪が後を絶たない蕨市で、JR蕨駅東口にある商店会が2年前に防犯カメラを設置したところ、自転車盗が激減するなどの効果が現れています。
商店会としては市内初の取り組みで、別の商店会でも導入の動きがあるという。
蕨署では「犯罪抑止効果があり、防犯面で期待している」と話しています。

防犯カメラを設置したのは、蕨駅から東側に伸びる「東口一番街」と「塚越大通り」の商店など80店が加盟する塚越商店会。
駅前と線路沿い道路、商店街などで、10、11年に各8台を計14カ所に設置しました。

蕨署によると、商店会のある塚越1、2丁目の刑法犯数は、10年は前年比45件増の357件でしたが、11年は同80件減の277件と2割以上減少しました。
今年は5月までに前年同期比25件減の99件。
昨年6件あったひったくり事件は、今年はまだ1件です。
同所管内で発生した窃盗事件などの捜査にもカメラの録画映像が役立ったという。

カメラ導入のきっかけは、クリーニング店を経営する商店会長(79)が、近くの公園付近で10年6月ごろ、女性がひったくり被害に遭った現場に居合わせたこと。
その直前にも、オートバイに乗った2人組による連続ひったくり事件が起きたため、会長が「放置できない」と市に直談判し、実現にこぎ着けました。

費用は総額約1000万円で、県、市、商店会が分担しました。
会長は「防犯カメラのない地区内の商店からも要望があるので、増設したい」と話します。

蕨と隣接する戸田市は、県内自治体の犯罪発生率で一時期ワースト1、2位を争いました。
利用客が多いJRの各駅を抱える両市は、自転車盗などの増加が全体の犯罪発生率を引き上げる傾向が強い。

このため、両市は駅前の放置自転車を減らすなどの対策や防犯パトロールを強化し、犯罪の未然防止対策を進めてきました。
蕨市は他地区への防犯カメラ設置について「要望や必要性があれば検討したい」としています。
<毎日新聞 7月24日(火)12時31分配信より>

ひったくりや空き巣、自転車泥棒などの犯罪被害が絶えなかった埼玉県蕨市で、県・市・商店会が費用分担して総額1千万円の防犯カメラシステムを導入したところ、犯罪件数減少の効果が表れているようです。
特に自転車盗は激減しているようで、大掛かりな窃盗団や特定の自転車を狙う者でない限り、自転車を盗もうとするような犯罪者は、カメラがあるからやめておこう、他の場所にしようと考えることがほとんどでしょう。
その場での犯行の抑止効果は抜群だと思います。

防犯カメラを無視して行われる犯行もあります。
宝石・貴金属店が襲われる場合、ほとんどが複数の防犯カメラが設置されているにも関わらず侵入・窃盗被害に遭っています。
犯罪者側も防犯カメラが設置されていること、リスクの高さは承知の上での犯行です。
危険を冒しても何百万円、何千万円の価値のある商品や現金を得ることができる可能性に賭けているのでしょう。

ただ、犯罪の種類・内容によっては大きな効果を発揮します。
自転車泥棒や住宅への侵入盗の犯人は、まず自分の身を守ること、身の安全を第一に考えるでしょうから、捕まるリスクは最小限に留めたいはずです。
その場合、防犯カメラというものは大きな障害となります。
避けられない場合は別ですが、普通は避けて、別のターゲットを探せば済むからです。

投稿者:総合防犯設備士(2012年7月25日)|記事URL| あとで読む

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